（６）完結編：iPhone14 Proレンズ保護の旅の終わり

結論は、私はiPhone14 Proはレンズ保護を装着しないことになったが、理由が特殊な話なので、その経緯を書いた。

iPhone 14 Proカメラ保護の旅の軌跡

今までのレンズ保護ガラスの遍歴はこちら

最後のこれで使う予定だった

DG-IP22PGA2GR [iPhone 14 Pro/14 Pro Max用 アルミ製 カメラレンズ
　　カバー フルカバータイプ グラファイト]

この商品が個人的にダメだった理由

使う気満々だった。

性能のテストもして、レンズ性能に少しの影響だから安全と画質のトレードオフで良しとしたはずだった。

しかし、よく見ると分かる通り、レンズ保護ガラスの周辺のアルミに白っぽいカスが付着している。

実は、私のお気に入りの大塚家具で購入したテーブルの上で、iPhoneを純正皮ケースに入れた状態で滑らせて手前に引いた時に問題があった。

iPhone純正皮ケースはレンズ部分が出っ張りがあり、レンズ自体がテーブルなどに当たらない設計なのだが、こちらのレンズ保護ガラスを貼った場合は、本当に僅かだがケースのプロテクター部分よりも保護ガラスと抑えるアルミフレームが出る。

僅かな出っ張りで、0.1mmも無いくらいだから、強く押したら引っ込むかと思うのだが、そうではないようだ。

このわずかな出っ張りが、iPhoneを取る際に手前に引っ張ると、テーブルの上を滑らせると、カンナをかける感じというのか？微妙に何か引っ掛かりを手応えとして感じるのだった。

そして、レンズ部分を見ると、明らかにテーブルの木の表面を削ったのだろうと思うカスが付着している。

一旦、拭き取って再度同じことをすれば再現するので、やっぱり引っ張った際に抵抗を感じるのは、テーブル表面との摩擦があったようだ。

レンズの周囲のアルミの部材は、美しい切断面だけど、Rが取られてない鋭い角度なので、カンナでもかけるような感じになってしまう。

テーブルに傷は見えないが

本当にわずかな薄い擦れなので、テーブルの木目に対して傷が付くほどでは無いが、しかし、私はiPad ProとiPhoneを重ねて持ち歩く（屋内）事が多々ある。

iPad Proには最近は液晶保護シートを貼らないので、iPad Proの美しいコーティングにiPhone14 Proのレンズ保護部品が擦れると思うと嫌だと思った。

これ以上のテストは妻から却下

既にレンズ保護ガラスの旅は三種類になった。

妻は、いい加減にしろと怒ってしまった。

安価な部品とは言えども、次々と無駄にする私の実験が許されないようだった。

最初の品に戻すか？

私はドコモの保証を解約するつもりだったので、レンズ保護は最初の製品なら気泡もないし画質を我慢するだけだから良いかなと思っていた。

最後の確認として、裸のレンズと最初に購入したレンズ保護ガラス装着の状態の比較撮影

左が一般的なレンズ保護ガラスあり。どの保護ガラスかは書かないけど。

右は裸のレンズ。

WEB用に画質を下げたので、いまいち分かりにくいので言葉で補足すると。。

同じドングリにピントを合わせてあるが、全体的にシャープさが裸レンズが良い感じ。

色合いも裸レンズが実物のままだ。

ガラスのカット面の輝きが裸レンズの方が良い。（この写真のWEB用の画質だと判別が難しいけど）

全体的に色合いと、シャープ度合いと輝きの煌めきで差があるようだった。

比較しなければ分からない程度なんだけど、せっかくだからiPhone14 Proのカメラでも綺麗なものは綺麗に残したいと思ったら、この差を知っていて気にしないで扱うことが出来ない。

ファイナルアンサー

私はiPhone14 Proもレンズ保護は装着しないで使うことになった。

ただし、アップル純正の皮ケースがあれば、飛び出したレンズよりもケースが出ているので、一応はレンズが裸でも保護するので良しとする。

ドコモの保険は解約せずに2年間継続しようと思うようになった。

保険はレンズに少しの傷程度など機能的に問題が出てない状況では使えないとは思うが、写りに影響が出る致命傷になれば本体の機能障害として丸ごと交換になるかも知れないので安心料として払っても良いかも？

この際だから保険のことも少し調べてみようと思う。結局は保険も解約するかも知れないが(笑)、iPhone14 Proは修理代が高いようだ。ドコモさんも保険未加入な人のiPhone14 Proの破損に対して今の時点では即答が出来ないみたい。

最後の補足(レンズ保護ガラスの援護射撃として)

私が最後に買って、見た目と画質の両面でまあまあ気に入った商品。

途中に書いた通りで、私はiPadとiPhoneを重ねて持ち歩く際のiPad液晶への傷を心配したが、そもそもiPhoneが純正皮ケース利用ではなく、もっとレンズ部分に対するプロテクターが大きく張り出すサードパーティ製のiPhoneケースを使っている場合は、私が気にしたカンナ現象は発生しないだろう。

私の場合は純正皮ケースが大変に気に入っているので、ケースの交換は代替案にはならなかっただけである。

ゆえに、上記の品は、この問題が関係ない人にはかなり良い選択肢だとは思う。