
本記事はティーピーリンクジャパン株式会社から商品をご提供いただき作成しています。
https://www.tp-link.com/jp/
今日ご紹介するArcher BE700の公式サイトはこちら↓
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/archer-be700/
結論:BE450→BE700ステップアップは大正解
結論を先に書いてしまってますが、私の環境ではBE700が明確に使い心地が良い印象でした。
もし、今、BE450とBE700で迷っている場合は、私ならBE700がお勧めです。
では、なぜそう思ったのかを順を追って書いてゆきます。しかし最後にBE450の方が良い部分もありますので、慌ててBE700に決める前に最後まで読んでいただけると良いと思います。
Wi-Fi 7とは
Archer BE700の良さを知るためには、Wi-Fi 7を知る必要があると思います。
既にご存知の方は読み飛ばしてください。
もし初めて聞いたとか、聞いたことがあっても内容は知らないって方は、読んでいただければBE700に興味が湧くかと思います。
「WiFi 7」とは、WiFi 6/6Eに次ぐ次世代のWiFi規格です。
IEEE 802.11be Extremely High Throughput (EHT)とも呼ばれ、2.4GHz・5GHz・6GHzの3帯域全てを利用できます。
WiFi 6は世界中で増加するデバイス数に対応するための規格でしたが、WiFi 7は全デバイスに超高速通信をもたらすための規格です。
度重なる読み込み、通信の遅延や混雑、こうしたこれまでの悩みは、WiFi 7ルーターが解決できるかもしれません。
WiFi 7では、320MHz・4096-QAM・Multi-RU・Multi-Link Operationを採用し、WiFi 6の4.8倍、WiFi 5の13倍の速度を提供。これまで以上に多くのシナリオへ対応可能になります。

BE450ユーザーの視点でBE700をテスト
我が家では、今までTP-LinkのWi-Fi 7ルーターArcher BE450を使って来ました。
そして、今回は同じTP-LinkさんおWi-Fi 7対応で、更にパワーアップしたBE700と言う新製品へのステップアップ記事となります。

BE450からどのくらい良くなっているのか今からワクワクしてます。
比較の前に今まで愛用して来たBE450導入レビュー記事はこちら↓
Archer BE700の概要
私(BE450ユーザー)の目線でBE700に惹かれた部分の抜粋となります。
漏れのない全体的な詳細説明は公式サイトをご確認ください。
BE15000 トライバンドWi-Fi 7ルーター
まず、見た目が上位モデルの高性能を表してます。これだけでも魅力的なBE700です。

BE700の主な特徴
- 15GbpsトライバンドWi-Fi: 5GbpsトライバンドWi-Fi:Wi-Fi 7によって6GHzのチャンネル幅が320MHzまで拡張され、最大15Gbpsの高速通信が可能になったことで、よりスムーズな8Kストリーミングや超高速ダウンロードを楽しむことができます。
- 通信速度アップ:Wi-Fi 7対応デバイスはMLOによって2.4GHz/5GHz/6GHzから複数のWi-Fiバンドを同時に利用できるようになり、Wi-Fi 6/6Eルーターよりも3倍の高速通信が可能です。
- 最小限のバッファリングで遅延を4分の1に:遅延が大幅に改善され、VR/AR・ビデオ会議・オンラインゲームなどでより安定した快適な通信が利用できます。
- より多くの端末で快適な接続:8ストリーム対応のトライバンドWi-Fiが複数のデバイスとの同時接続を可能にし、強力なCPUとWi-Fi 7の組み合わせによってノートPC・スマートTV・ベビーモニター等に混雑の少ない効率的な通信環境を提供します。
- EasyMesh互換: EasyMesh技術と互換性のあるネットワーク機器と連携させることで、シームレスなメッシュWi-Fi環境を構築します。
- TP-Link HomeShield:TP-Linkのセキュリティサービスが、ご家庭のネットワークをサイバー攻撃から守ります。
BE700とBE450比較したい注目ポイント

冒頭に書いた通り私は、同じWi-Fi 7ルーター利用者(従来のBE450)です。
その私がBE700へステップアップする上で、注目したいポイントがあります。
その視点から公式サイトで両者のスペックを比較してみます。
下のスクリーンショットをご覧ください。

トライバンド対応のWi-Fi 7
私が注目している点はBE700がトライバンド対応のWi-Fi 7であるのに対して、BE450はデュアルバンドである。
ここが一番の注目ポイントだと思ってます。
BE700の内蔵アンテナ性能
2番目の興味はWi-Fiカバーエリアの広さです。
BE700が最適配置内蔵アンテナによる4LDKと公式サイト記載されてます。
対して、BE450は内蔵アンテナ3LDKとだけの記載なので、アンテナ本数(性能)が違うと予想されます。
テレビの地デジのアンテナでも、エレメント数(素子数)と言われるアンテナの横棒の本数がビーム性能、利得の差に繋がりますので、Wi-Fiアンテナも本数が多いことは根本性能に影響があると想像されます。
この差が元BE450ユーザーとしてワクワクです。

毎度ですが開封の儀
化粧箱はボディー写真部分がキラキラしている段塗りの塗装で高級感があり所有欲をくすぐる箱でした。
この箱もすぐには捨てられない気がします。

蓋を開けたらパッキンが貼ってあって安心梱包でした
余計な梱包資材の入ってないシンプルな箱ですが、それでも本体を箱から少し浮かしてあるので、万一の衝撃から本体を保護するであろう白いパッキンが貼られた蓋には好印象です。

本体を取り出しました
BE700はサイズ感も重量感も上位モデルの風格です。

美しいボディーには保護フィルム
ツヤツヤ仕上げのプラスチック部分に対しては、保護フィルムが貼られてます。このフィルムは透明度があるので、見た目としては貼ったままでも使えそうですが、美しい状態で使いたいので私は速攻で剥がします。

電源ユニットもBE450比較で高級感
価格差もありますし、消費電力の差もあるので電源の違いは当然の話です。それに加えて電源ユニットは普段は見える場所には無いはずなので、BE450を選択する場合にも気にする必要無いと思いますが、今回はステップアップの比較記事なので、あえて細かいことに触れました。

LEDがかっこいい
一直線に輝くLEDがかっこいいことこの上なし。起動時などはシーケンシャルウインカーみたいに光が流れたりして、見える場所に置きたくなるのがBE700です。

BE450(左)とBE700(右)を並べた
この角度で写真にするとそこまで大きさに差がないように見えますが、実際は右のBE700がボリューム感があって、高性能な雰囲気を醸し出してます。

初期設定は超簡単
TP-LinkさんのWi-Fiルーターは電源を入れる際に近くに置いたiPhoneのTetherアプリの指示に従うだけで超簡単に初回の設定が出来ますので、ここでは割愛します。
BE450からBE700へ
BE450の時と同じ場所にBE700を設置しました(単なるリプレイス)。
つまり設置条件は両者同等での比較になります。
通信速度
今回はとりあえずiPhoneのWi-Fiツールキットというアプリを利用しています。
BE450でもBE700でも、数日間、毎日、いろいろな時間帯に繰り返し計測して比較しました。
すると時間帯による速度の差が激しくでていたのが従来のBE450でした。
BE450の場合に最高速度が出る時は主として早朝でしたが、BE700にしてから時間帯に関係なく常に最高速度が出ていました。
具体的には、毎日、朝昼晩など時間帯を変えて、その中でもしつこく何回も計測しました。
iPhoneを手にすると、まずはWi-FiツールキットでWi-Fi速度のテストを実行しますが、BE450の場合は遅い時間帯でダウンロード速度100Mbpsまで下がる事がしばしば。逆に早朝など速い時間帯で700Mbps程度まで上がります。
数日見て来てBE450のダウンロード速度は早朝が700Mbpsなのに、夕方から夜間は100から400Mbpsしか出ないのが通常と言う感じでした。
BE700に置き換えてからは時間帯に関わらず、常に700Mbps台のダウンロード速度です。
非常に安定的に700Mbps台なのです。
一例としてスクショを掲載します↓

- BE450とBE700は設置場所は完全に同一
- 接続する端末も完全に同一(我が家の全ての端末が接続される)
- テスト回数はそれなりに多いので時間帯(通信量)による差も同等条件に近い
BE700は余力がある印象
こうして数日間、しつこく何度もスピードテストを繰り返した印象として、BE450の時は遅くなっていた夕方から夜間の混雑時間帯であっても、BE700では影響を受けてないようです。
同時接続数による影響が少ない、他の端末の通信量による影響も少ない印象を持ちました。
両者のアンテナ性能の違い、ルーター内の処理能力の違い、トライバンドで負荷分散できる根本的な仕様差のアドバンテージから底力の差が出るのが夕方から夜間のWi-Fi混雑時間帯なのだと思いました。
ちなみにスピードテストに利用した端末はiPhone16Proなので、Wi-Fi 7のトライバンド対応なので6GHz帯の恩恵があるのに対して、その他の我が家の大半のWi-Fi端末はWi-Fi 6まで。
つまり6GHzを利用するのは独占的にiPhone16Proになると言うこともBE700の良い結果に影響したかも知れません。
また、我が家に現時点で4台のHomePodがあり、データー量が多いAppleのロスレスオーディオや空間オーディオの音質で常にストリーミング再生してますが、BE450の時は稀に再生が数秒以内で途切れることがありました。
おそらくはWi-Fi混雑だと想像して気にせず利用してましたが、BE700にしてから数日間、一回も音の途切れは経験してません。
もしかしたらBE700の余裕あるWi-Fi処理能力が関係した改善かも知れないと思っています。
もちろんHomePodの途切れに関しては、要因としてHomePod側かも知れませんし、数日のテストで断言は無理があるかも知れませんが、とりあえず利用数日での印象として記載しました。
補足ですがこの数日間、私は在宅業務だったので、かなり長時間のストリーミング再生その他のWi-Fi利用をしてのテスト印象なので、そこそこ意味のあるテストではあると思います。
有線LANも死角なし
私が今現在はWi-Fi中心の利用なので書き忘れるところでしたが、有線LANについても上位モデルらしく高性能です。
WANポートは10GbpsでLANポートも2.5Gbpsおよび1Gbpsポート3つなので現状十分な有線LAN性能だと思います。

BE700は素晴らしい
これまでBE450も素晴らしいと思って利用してきましたが、BE700に置き換えて数日比較した今は、BE700にすっかり浮気しました。
今からWi-Fiルーターを買う方には、予算が許すならBE700の方がお勧めです。
スペックだけ見てもBE700ならトライバンド対応のWi-Fi 7とアドバンテージは大きいと感じますし、仮に現時点で読者様の家庭環境はWi-Fi 7対応のスマホなどの端末が無い場合でも、長い目で見たら徐々にWi-Fi7対応スマホなどが増える方向になるとは思います。
その時になってルーターを買い替えせずに済むBE700への先行投資は無駄にならないかも知れません。
数日間テストを繰り返した中で、今までBE450の場合にはWi-Fi速度が落ちていた夕方から夜間のWi-Fi混雑する時間帯、つまり同時に利用するWi-Fi機器が多い条件でも安定して最高速度付近を維持し続けるのは、上位モデルの底力だと感じます。
この印象をわかりやすく書くとしたら、20年くらい前?WindowsパソコンのCPUがPentiumとCeleronに分かれていた時代の話がぴったりです。
Pentiumは上位モデル向けのCPUでCeleronは普及価格帯モデル向けでしたが、エクセルやワード、メールなどを単品で使うなら処理能力の差は全く区別できないものでした。
しかし、動画処理、写真現像、多量データーの外部HDDへのコピーなど複数の重たい処理を同時進行させた場合には、Pentiumはあまり影響が出てないのに、Celeronは如実に処理が重くなって画面切り替えすら難儀するレベルでした。
今回のBE450とBE700の違いも、私個人の感覚では似ていて、iPhone単体でWi-Fiが使われている時はあまりスピードテストに差が見えないのに、複数端末が動いてWi-Fiが混雑してくるとスピードテストに差が出るのは上記の昔の体験に似ていると思いました。
ただ、Wi-Fi速度に関しては、複数の条件が重なっているので、全く同じことを両機種で比較することは難しいので、私の環境でたまたまそうだっただけと言う可能性もありますが、少なくとも私の環境ではこのような差を実感したものとご紹介しました。
見た目も一直線のLEDがカッコよく、サイズも迫力満点で所有欲をくすぐるBE700は、友人にも自慢したくなるルックスです。ぜひ見える場所に設置したくなります。

しかしBE450が良い場面もある

BE700がお勧めだと言ったばかりですがBE450にもお勧めポイントがあります。

BE450の設置自由度だけは、BE700など上位モデルには真似ができない部分です。
薄型軽量ボディーのアドバンテージがここにあります。
Wi-Fiルーターに対して最高性能を求めるわけでは無いと思います。スピード比較ばかりしない普段の普通の利用でその差は分からないかも知れません。
その逆に、設置の自由度は誰でも分かるメリットで、部屋の美観にも配線取り回しの難易度にも影響が出ます。
Wi-Fi混雑のない時間帯ならBE450もBE700と遜色ないスピードが出てます(私の測定結果としては)。
1人暮らしなど同時利用するWi-Fi機器の少ない環境ならコスパも良い選択かと思います。

今後の予定
私はBE450はメインルーターではなくなり、BE700がメインルーターになりますが、BE450はEasyMeshのサテライトデバイスとして利用する予定です。
その際はBE450の設置自由度が武器になりますし、EasyMeshサテライトデバイスとしてはBE450は最高だろうと予想します。