何度も前置きしてますが、私は写真はヘタクソです。でもカメラはモノとして大好きで、ある程度の範囲で経験してますが、一個人の偏見、狭い体験からの言葉です。異論反論もあるはずですが、個人の見解として流してください。
10代から一眼レフに触れて、50代の今思うレンズ購入方法
私の若い頃のレンズ選び基準と最近の選ぶ基準の違い。
今思えば、年代別に変えるべきレンズ選びの基準が逆だったこと。
年代別のレンズ選び基準の変遷
自腹でレンズを購入するようになったのは20代の社会人になってからでした。
当時はフィルムカメラでの一眼レフでフルサイズとAPS-Cが混在するフィルム時代でした。
当時まだ若手サラリーマンだった私のレンズ購入基準
正義は安くて買えるズームレンズでした。
F値が暗いなんて眼中になくて、価格とズーム領域が広いレンズが正義でした。
出来れば純正が欲しかったけど、価格の安さと高倍率を満たせるのはタムロンかシグマのズームでした。
当時の私はCanonフィルム一眼レフボディー所有でしたが、その理由もNikonが何となくお高く見えたからでした。(厳密に検討したのではないので当時のCanonファンの方が気を悪くしたら悪しからず)
ちなみに高いからと言う理由でCanon純正レンズは一本も買わなかった。
しかもシグマやタムロンのレンズでも欲しい画角で一番安いのを買っていたので、写りは今思えばそれなりだったはず。
もちろん腕が一番だと思うけど、下手なりに綺麗に撮ろうとしたらレンズのコーティングも明るさも特にフィルム時代は感度も限られていたし。
子供たちの一瞬を撮るなら良い機材にしたら良かったなあ。
40代からのレンズ購入基準
下手くそな私が撮るとしても、レンズの価格に応じて写った写真の綺麗さに差があると認識した年代でした。
ズームでも単焦点でも同じ焦点距離のレンズなら高いレンズほど結果は綺麗だった。
素人目に見ても違いが一目瞭然だった。
だから40代から先の私のレンズ選びは、高いレンズの中で自分の欲しい画角を購入することになりました。
今思えば、逆順だった
今更手遅れですが、体力のある若いうちに重たくて大きな高級レンズを積極的に購入して、加齢と共に徐々に小型軽量なレンズを増やして来ればよかった。
若い頃にF2.8通しの大口径ズームを愛用してから、加齢と共にF4通しのズームに移行すれば良かった。
若い頃にフルサイズを堪能してから、加齢と共にAPS-Cやマイクロフォーサーズに移行すれば良かった。
私は最近になってフルサイズ派になったばかりだから、今更マウントチェンジで小さい撮像素子にしても面倒だと、フルサイズのままで身軽を狙って単焦点F1.8の純正レンズを増やしたのですが、単焦点レンズは単品では小型軽量ですが、ズームと違って複数本を持ち歩くことを考えたら結局は面倒だし荷物が増えるのでイマイチでした。
知人に聞かれた時の私のレンズやカメラのアドバイス
あくまでもヘタクソなのは前置きする上で素人的なアドバイスですが
若いうちに最高のスペックで
若いうちにフルサイズのカメラとレンズを楽しむべき。
下手だからこそ高い機種の方が簡単だし。
お財布の許す範囲で、大口径のプロとかハイアマチュアが買いそうなズームならF2.8通し最低でもF4通しで購入する。
単焦点ならF1.4など同様にハイレベルな人が選びそうなレンズ。
長い目で見て美しい結果が残りやすいのはやっぱりレンズも撮像素子も大きな方が有利だからフルサイズの中でも出来るだけ良いカメラとレンズを選んだ方が良い。
しかも下手くそでも綺麗に取れるのは高いレンズだし、下手でも扱いやすいのはハイアマチュアとかプロ用のボディーだと思うから。
今まで何度買っても初心者用とされるボディーは使いやすいと思った機種はなかった。
加齢と共に小型軽量を増やす
徐々に重たい機材は辛くなるし、そうなって来たら楽しさ優先でフルサイズからAPS-Cやマイクロフォーサーズを増やすのがお勧め。
レンズは各社の最大の大口径レンズ類は諦めて、二番目くらいの大口径で我慢する。
ズームなら F4通しで、単焦点でもF1.8とかF2くらいで質の良いレンズを買う。
全年齢を一言で
予算と腕力が許す範囲で、明るくて高級ラインの良いレンズを買う。
将来、使ってて重さが辛いと思った時、歳を重ねて体力落ちて来たら、少し軽めのレンズも買い始める。
私を含めて、人生の中でこの逆をする人の方が圧倒的に多いと思う。
まずは安いレンズからスタートして、上達したらお金持ちになったら高級レンズにステップアップするって計画で。
私もそうだった。
カメラの本を見ても、入門用とかプロ用とかのお勧めレンズってそうなってしまうけど、予算と腕力が許す範囲で先に凄いのを使えば良かったなあ。
全年齢で性能が良く小型軽量な使いやすいカメラはLeica Q2
私の10代から50代後半までの無駄も含めたカメラ遍歴の結論は、全年齢層で使いやすくて妥協ない性能なのは今現在だとライカQ2だと思います。
その雰囲気が伝わる良い記事があったのでご紹介します。
大村祐里子さんの記事より引用しました。
今現在、50代の後半の私に一番楽に持ち歩けて写りも妥協がないカメラはLeica Q2だと思います。
単焦点レンズ固定式ですが、実際は便利ズーム並みの機動力がある。
素晴らしい文章表現の記事があるので、そちらを引用します。
有効4730万画素の35mmフルサイズセンサーの力だ。Q2は、ボタン操作一つで、35mm、50mm、75mmの焦点距離の撮影範囲を示すブライトフレームを液晶モニター上にデジタル表示・クロップできる。
この機能が、意外と使えるのだ。旅の撮影では28mmだけでは(特に料理撮影などで)きついと感じる。
そこで、実際に旅仕事で75mmにクロップしてみたが、高画素機ゆえ、webで使用するには十分なサイズが得られた。
電池の持ちも良い。普通にスナップするのであれば、1つで1日は持つ。
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