作りの素晴らしいこと一年使って気がついた
ライカQ2付属のフードを1年使って今更気がついた素晴らしい作りがありました。
フードの作りも見えない部分も手抜きなし
実は、このレンズフードが予想外に肉厚で細かく素晴らしい作りだったと気がつきました。
これまで一年愛用していて、今更気がついた。
多分、レンズフードとは、と言う固定観念があって、まるでアバターを見るごとく、レンズフードだから適当なものだろうと思って細かい点を見えない状態だったんだと思います。
サイドが実は肉厚
この斜めにカットされたデザインの両サイドですが、内側も同じく斜めで肉厚として1mm程度だと思ってました。
しかし、違いました!
サイド内側が平だった
なんと、内側から見ると平でした。
つまり、外側から見た斜面の最大サイズの肉厚状態。
なんと言う分厚い金属フードなのか!
そしてレンズやフィルターが干渉する可能性のある部分だけが丁寧に削られている芸の細かさ。
上下も肉厚
フードの上下も外から見たら斜めカットですが、この内側はどうなっているのか?
内側も基本は肉厚
こちらも基本は肉厚で、レンズが干渉しそうなエリアだけが丁寧に削り取ってある感じ。
丁寧な作りに感動
このように手間暇かけて設計、製造されたレンズフードでした。
たかがレンズフードではなく、これも含めてLeica Q2を構成する感じですね。
国産カメラの場合、レンズフードの大半が、遮光だけ考えたようなプラスチックのチープな作り。もちろん大三元クラスのフードは金属部品も使用してキチンと作られてますが、それでもQ2のフードほど凝ったものではない。
ライカのレンズフードは、それ自体が作品というか商品本体の価値の一部分として妥協せずに作られている気がします。
もちろん、国産とライカでは販売価格が違い過ぎるので、同列に比較すべきものでは無いのかも知れませんが、ライカが名前で高いのではなく、輸入品だから高い訳ではなく、良い作りを大切にし結果的に必要な金額が高いのだろう。
そう感じる発見でした。
フィット感も最高
前にも書いたのですが、このレンズフードはねじ込み式ですが、最後にかっちりハマる瞬間に真正面と言うか上下左右の位置がキチンと決まります。
当たり前と言われたら当たり前ですが、何回転もする構造から、良くここでハマるなあと感動する作りでした。
また一度、キチンと止めたら、二度と緩まない。
散歩中に知らぬ間に緩むって事がありそうなねじ込み式ですが、ライカの場合はそんな事が一年経過して一回たりともありませんでした。
デザイン性も最高
私は国産カメラの場合はレンズフードは基本的に好まないです。
その理由は、デザインとしてあまりカッコイイとは思えない純正フードが多いので、逆光とかの関係が無い場合は、面倒だし装着しません。
それに装着しても、ちょっとした瞬間に外れて落としたり、脱着自体も面倒だからです。
しかしライカQ2のフードは装着状態のデザインが一番好きです。
だから購入事に装着状態で届いたのですが、数回だけ脱着のテストをしてからは、ずっと装着したままで利用してます。
しかも、フードを装着したままでも純正のレンズキャップが使えるし、これも国産だとレンズキャップが内側からバネで摘むタイプが多く、フードがあると爪を挟みにくいとかあるけど、Q2のキャップは外側からかパッと入れるだけなので、レンズフードがあっても動作は同じに出来ます。
難点をあえて言えば、レンズフードが特殊形状だからか?若干は噛み合わせが緩くなって落としやすいので、その点が要注意です。
それから、レンズフードを装着していても、純正のポーチに入るので、むしろ、その方がサイズ感はぴったりなので、ポーチ内でレンズキャップが外れることもない。
ちなみに私は、このLeica Ettas コートキャンバス Q2 ポーチ ミッドナイトブルーを愛用してますが、これは間違いなく、レンズフードが装着されたQ2がジャストフィットしてます。
以前にQ2ポーチをレビューした記事があります。
今も大好きLeica純正Ettas コーティング済みキャンバス Q2 ポーチ ミッドナイトブルー
https://leica-q2.com/2020/01/30/leica-q2/ettas/
Leica純正エタスポーチ コーテッド キャンバス
https://leica-q2.com/2019/10/01/leica-q2/leica-pouch/
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