私はApple Music日本上陸からのユーザーだが最近は毎年更新時期に悩む
私は白黒Mac時代からの30年以上?Macユーザーという事もあり、Apple Musicが日本上陸した初日からユーザーです。
しかしApple Musicの不可解な仕様に何度も痛い目に合ってきてまして、何度かAppleユーザーである事自体から辞めようとしてきました。そればかりではなくSpotifyなど競合他社に魅力を感じるのにApple Musicがバージョンアップしてもなかなかそれらに追従せず私個人としては興味がない方向に力を入れているように感じるからでもあります。
そんな揺れ動く私ですが、それでも毎年、Apple Musicの年間契約を更新し続けて来てます。
そして、今年も、またApple Musicを一年延長するつもりです。
今年の決め手は立体感
立体感と書いたら皆様はきっとこう思ったはず。
Apple Musicお得意の空間オーディオの事だな?と。
しかし、全然違います。
私は空間オーディオは、少なくとも今日2024/07/07時点では嫌いです。
なんなら空間オーディオが気に入らないから、それを強烈に推進してるApple Musicを辞めたくなる事すらあります。
今日時点だと空間オーディオ対応曲のミックスが私の好みに合わないのか、まだ空間オーディオにエンジニアが慣れてないのか、比較すると空間オーディオでは無い音源を聴く方が好みだからです。
ロスレスオーディオだから立体感がある
今回、Apple Musicを1年延長する理由となる立体感は、空間オーディオによる効果ではなく、ロスレスオーディオによる立体感です。
Apple MusicをHomePodから直接ストリーミングする場合には、ロスレスオーディオで再生可能です。
この場合は音に立体感が生まれます。それは空間オーディオで作られる不自然な立体感では無く、音質の良さ解像による立体感です。
この感覚的な話を言葉で伝えるのは難しいですが、カメラのレンズで言えば、Nikonの58mm F1.4で撮影した場合に、何か不思議な立体感を感じる写真になりますが、同じ対象を画角がほとんど同じで、ナノクリスタルコーティングされた上位レンズと言う点でも同じNikonの60mm F2.8マクロレンズで撮ると全く違います。
それは解放F値の違いでは無く、同じF値で撮ろうとも、不思議な立体感は前者にしか現れないです。
これが58mm F1.4という高級レンズの特色でもあるのですが、ロスレスオーディオによる立体感は、この話と似ている気がします。
微差ではある。だけど、気にしすると、気がついてしまうと大きな差です。
もし、HomePodユーザーならAirPlay経由と、HomePod直接の切り替えで聴き比べるとよく分かります。
切り替えが意図的にできない事が多いのですが、ショートカットを利用すると意外と簡単です。もしご興味あればコメントかメールくださったらお伝えしますが、ここに書くと長いから話の焦点がボケるのでやめときます。
AirPlayだとロスレスオーディオでは無くなるけど、HomePod自体は同じですし、おそらく配信される音源ファイルも同じですが、聞こえる音の繊細な部分の差と立体感は違うと気がつくと思います。
今日現在はYouTube premiumによるオマケのYouTubeミュージックプレミアムも私は良く聞きますが、やはり真面目に聞くとApple Musicのロスレスオーディオが一番好ましく、一年またApple Musicの延長予定です。
ただ、この判断基準は、HomePodの大きいのを使うからであり、HomePod miniやAirPodsProユーザーには当てはまらないので、その場合はロスレスオーディオの話など関係なく好きな音楽サブスクを選べると思います。
今日2024/07/11追記訂正
AirPodsPro第二世代でも明確な差を感じました。詳細は別記事にて書く予定。
空間オーディオは嫌いだが例外もある
私は今日現在の空間オーディオ曲は大半が嫌いです。
私個人の感覚ですが、ボーカルも各楽器もパンチがなくなりリアリティーにかけるぼんやりした音に感じられるからです。
肝心な空間の広がりはといえば、自分が演奏者の真ん中で床から頭を出して聞いているような周囲から聞こえる感覚は面白いですが、冒頭に書いたパンチがないことと、自分がステージの真ん中で聴くなんて現実味がないので嫌いです。
これがゲームや映画の音ならば話は別で、自分が世界に没頭できる空間オーディオは良いと思うんですが、音楽に関してはコンサートホールで聴くように聞こえるのがリアルで好きなのです。
例外的に好きな空間オーディオ曲の例
私は空間オーディオの曲の大半が嫌いでステレオ音源を選びますが、稀に空間オーディオのミックス作業が上手なエンジニアの作業なのか?解像感もバッチリで空間の広がりも悪くないと思う楽曲も出会う事があります。
そのため基本的に空間オーディオをオフにせずに、この手の曲が増えてくるのを待っている感じです。
このスクショは、珍しく空間オーディオの方が良い音に聞こえる(私基準ですけど)一例です。