PHILIPS シェーバー 5000シリーズ S5588との出会い
この激安シェーバーをお試しに買ったのが良かった。
私はこれ以前は、割と最上位クラスの各社のシェーバーを買い漁るタイプだった。だいたい価格帯として三万円を超える物が良いものと考えて買い替えてきたので、S5588クラスは眼中にも無かった。
では何故?激安に手を染めた
高級シェーバー好みだった私は何故この価格帯の物に手を出したのか?
それはアルコールその他の薬剤を使う自動洗浄に疑問が生じたからだった。
自動洗浄機は、使った後で置くだけで洗浄と充電までやってくれて手間要らずなのは良かった。
しかし、自動洗浄は完璧では無かった。一年位使うと洗浄機の中の分解も出来ない機械の内部に黄色いドロドロの液体が溜まるらしく、乾燥が終わったシェーバーの刃には黄色いベタつきが残る様になる。これは修理に出しても洗浄機の交換となり、それならAmazon辺りで新品の洗浄機を追加で買う方が修理より安い。
また、このベト付きが原因なのか?私の皮膚が弱くなったのか?肌荒れが頻繁になり、髭をきちんと剃る事が出来ない日々も増えてきた。
それなら水道で手動で洗って自動洗浄機は使わずに済ませたら良いか?
それはノーなのだ。
、そのまず、ブラウンの高級ラインの刃は一体化したカートリッジ式の刃なので刃の中を分解して洗う事が不可能だ。本体からカートリッジを外す事は出来ても、刃のカートリッジは分解不能だから水洗い程度だと内部が不潔そうだ。
それに加えてブラウンなどの往復刃の場合には、水洗いした場合には、潤滑オイルを刃に塗布しなければ耐久性に問題を起こすらしいから面倒なことになる。
その点、全自動洗浄機に洗浄させたら洗浄液の中には潤滑剤も含まれているから心配なしだ。
皮膚が荒れて髭剃りが満足に出来なくなった私は水洗いに最適な機種を探したらフィリップスの回転刃は、なんと、潤滑油を塗る必要がない事が判明した!
洗浄後に潤滑油が不要となり、それにより手洗い水洗いへの道が開かれた。
なんと、フィリップスの刃は使う都度に自動研磨される。
水洗いも簡単ワンタッチ
分解清掃の簡単なこと実際に
メーカー説明は、上の写真の様に刃を本体に付けたままで蓋を開けて水洗いだが、それだけでは洗いきれない接続部とか細かい点で少し臭くなるので、私は更に丹念に洗う。
まず、首を外す
次に再度のボタンで上下の刃を開ける
上下の接続部は金属ジョイント
簡単にジョイントは外せる
この金属のジョイント部は簡単に外せるし付けるのも簡単だ。しかも私が1年間毎日の脱着でも緩む事もなく脱着の回数への耐久性は充分な印象。
この状態で私は手洗い用の洗剤を付けて洗って流水で流している。
後は乾燥
本体は充電器に戻して乾燥させる。刃は分解のままで開放感の中で乾燥させる。ドライヤーを5秒も当てたらほぼ乾燥するので、そのあとはこうして放置して次に使う時に組み立ては3秒です。
激安の剃り心地は?
洗浄の問題は解決したが、剃り心地はどうなのか?そこも重要ポイントだ。
なんと、驚いたことに、私のヒゲの場合には、高級ランクのモデルよりも、激安モデルの刃の数が少ないこのモデルが最適だった。
深剃りは上位機種と変わらず、むしろ肌を稀にだが押し付けすぎで?傷つける回数は激減して限り無くゼロだ。
ただし、注意すべきコツがある。特にブラウンのシリーズ9あたりから買い替える人へ
ブラウンは適当に当てたらバリバリ素早く剃る。
しかし、フィリップスの5000シリーズは、剃りたい髭に間違いなく刃を当てる必要がある。しかも優しくゆっくり当てるのがコツだと思う。せっかちな性格の人はブラウンseries9が向いている。
丁寧に深ぞりしたい人はフィリップスが合う様に思う。私も直前までブラウンseries9だから最初は失敗買物か?と思ったが、フィリップスは音が静かなのでヒゲの有無も耳で聞こえるし丁寧に剃る時間を楽しめば素晴らしい剃り味だった。
結論
毎日の洗浄作業は慣れたら分解も組み立ても3秒しかかからない。洗うのも石鹸使っても1分。ドライヤー乾燥は10秒。全自動洗浄機は載せるだけだが、乾燥まで終わるのを待ったら相当かかる。
それに洗い上がりの完璧さは全自動洗浄機より確実に清潔になった。ここは洗う人の違いが出るので私の例ではとなる。また、アルコールや薬品で滅菌しているわけではなく、石鹸による洗浄だけなので菌の数とかは分からないが、肌荒れも無くなったし、見た目は全自動洗浄機より綺麗に仕上がっていると思う。
手洗いにしてから数ヶ月後には肌荒れは全く出なくなった。私の場合は肌荒れ原因は今までのシェーバー自体または洗浄液によるものだと思われるので、もし、髭剃り負けらしき肌荒れが繰り返される人は試しても悪くはないと思う。あくまで激安でも一万円だから自己責任で。