購入前の私が知りたかった事を、当時の私の為に書くような気持ちでブログにしましたシリーズで、今日はLeica Q2のシャッターボタンについてです。
Leica Q2シャッターボタン
Q2のシャッターボタンは今風ではない
この小さくてズドンと寸胴なQ2シャッターボタンは、最近のカメラを使っている人からはどういう感触かな?と思う人もいると思います。
フィルムカメラの時代のコニカC35などはこちら系の形状でしたよね。あの時代を思わせる良いデザインがQ2やQのボタンだと私は思います。
Nikon一眼レフと感触を比較しました
最近のデジカメらしいD850のボタン形状
私は正直言って、使い易さで言えばD850形状のボタンの圧勝だと思っていました。
今日、この記事のために真剣に操作性を比較するまでは。
押しやすさはD850だが繊細な調整はQ2の圧勝だった
どういう事か説明します。
シャッターをフルプレスするならD850が押しやすい
D850のボタンは斜めに絶妙な傾斜とラウンドフォルムに配置されていて大型グリップの握った状態からフルプレスするのに最高の感触だと思います。
この瞬間に一気にシャッターボタンを押し込んで撮影する時の確実な押しやすさは流石Nikonのハイアマチュア向けの一眼レフカメラだと思います。
シャッター半押しはQ2が感触が明確
半押しと全押しの2段階の感触は、圧倒的にQ2の圧勝だと思います。
もちろんD850も半押しを多用するので、半押し感触が明確なのですが、こうして2台を綿密に比較するとですね、Q2の場合は静かに半押ししても、ラフに半押ししても、その指の押し込む速度に関わらず半押しとシャッターの2段階の感触が私のグローブのような指でも明確に感じられます。
D850はラフに半押しすると、残念ながらニュルッとした感じで半押しが不明瞭になります。もちろん静かにゆっくり半押ししたら明瞭なのですが、私のグローブ的な指だと高速半押しは不明瞭でした。
D810も含めて検証
今回の結果は、万一、D850の私の個体がシャッターボタンの感触がヘタっている可能性も考慮して、未使用に近いD810も防湿庫から出して比較に入れてみました。
D850とD810のフィーリングは完全一致でしたので、Nikonのボタンの耐久性から見ても私の個体がヘタったのではなく、こういうものだと確認が出来ました。
Q2のシャッターボタンは値段相応
この比較からもQ2のシャッターボタンの感触はLeicaらしい価格相応な作りなんだと思います。
見た目がレトロなだけじゃなく、細かい感触も拘って高精度に作り込まれていると感じます。
別記事でクロップボタンの精度をベタ褒めしてますが、スイッチ全般に言えるLeica品質なのでしょうね。