なんだか、カメラ業界がコロナ禍で大変みたいな話を見たりしますが、
でも、私には、カメラは今も昔(中学生時代から)も素敵な思い出とか、一瞬の記憶を残してくれる楽しいアイテムです。
それで更に、メカとしても、見ても触れても美しい、機能美にあふれるアイテムだと思います。
今、私の手元にあるカメラたちは、全部が私の視力の認識可能な範囲で言えば最高です。
もう、これ以上の性能を望むべくもありません。
この先のデジカメの進化の方向は、質感の向上と、マニュアル撮影の楽しさとオートの高精度のラクチンさになるのかなあ?
とか素人が思ったりするのですが、私の年代だと(私だけかも)、オートのこれ以上の高性能化は望んでおりません。
もう十分に簡単すぎて趣味として成り立たない限界が近い。
そのあたりの進化はスマホカメラの領域で良いと思います。デジタル技術、ソフトウエア技術によるズームとか高精細技術が進化したら手軽に素晴らしい記録が残せる。
それはスマホでよいと思ってますが、数十万円とか百万円を超えても買いたいと思うようなデジカメはオートの高性能は不要で、どちらかといえば腕時計が良い例ではないか?
田舎者の戯言ですけど、一人のカメラ好きの観点で思うんです。
たとえば、ロレックスの時計は、明らかに時代遅れな自動巻きなのに、今も値崩れするどころか高額に中古買い取りされるほどの根強い人気です。こうなるとロレックスは昔、言われたような負債では無くて、資産になってしまうほど。
高級なデジカメには、便利で最先端である事よりも、物としての品質とか満足感で勝負してもらえたら嬉しいです。
昨今のデジカメの多くは、購入して一年か二年で陳腐化して見えるような物も多いと思います。
本人が新品同様だと思っている未使用に使いカメラでもレンズでも買い取り屋さんに持ち込むと、信じられない低価格で買い取りを言われます。
大量生産品だから仕方ないとは思うけど、下手すると買ったその足で持ち込んでも凄い値崩れしますよね?
ぜひ、そのような進歩向上の激しい世界とは無縁な、価値が下落しにくい本当に良いカメラが増えたら嬉しいです。
Leicaは既にそういう感じがしますが、国産のデジカメもそうであって欲しいです。
特にNikonさんは、私が子供頃の印象はそうでした。
Nikonは良いものだけど高いって言う印象があって、実際に同ランクと思われる、カメラ、双眼鏡、単眼鏡、光学製品のいろんなものでそういう印象を私は個人的に受けてました。
もちろんCanonさんも何台かカメラを購入して大好きだし、ソニーも、オリンパスも、パナソニックも、シグマもタムロンも、富士フイルムも、カシオもエプソンもコニカもPENTAXも、エプソンも、大半のカメラメーカーを買って楽しませてもらいました。
私が買うことがなかったメーカーさん(買う前に買えなくなった)はヤシカカメラさんくらいでしょうか。
他にもあるとは思うけど、忘れているし。
カメラが趣味として、ずっと楽しめたら良いなと思ってます。
私の大好きだったBCL(海外のラジオ放送を楽しむ趣味)は、短い年数で技術的に成熟しすぎて、誰でも難易度高い海外ラジオ局が受信可能となった時を境に衰退しました。
カメラ業界も、今は技術進化が激しくて、誰でも綺麗に写せるようになってきて、薄暗くても高感度特性がすごいから手ブレも少ないし、高感度を超えて、画像処理技術でさらにすごいし、こうなって来ると単に性能だといずれ安価なスマホ内蔵カメラ(スマホ自体は高額になっているけど)で十分な気がするので、カメラはカメラとしてロレックスみたいなLeicaみたいな別格な価値が増えたらなあと期待してます。
こんな気持ちは年齢からくるもので、若い人たちは安くて高性能なデジカメが良い人が多いかも知れない。
だからメーカーとしても売り上げを考えたら、シニア世代のカメラファンの気持ちより、今後のことも考えて売れる戦略になるとは思うし。
的外れなことを書いたのは重々承知してます。
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