昨日の話し
昨日はApple Musicを酷評した気もするが、Apple信者なので援護射撃もしようと思う。
〇〇さんのステーション
下のスクショで青ペンで🌀書いたのがそれです。

これはApple Musicの要とも言えるメインの自動生成されるステーションですが、これは絶妙に全てのジャンルから私の好みを出してきます。邦楽、洋楽問わず。しかもそれぞれヒット曲から初めての曲まで色々。
欠点は先が見通せない事と外れたらトコトン外す
ただし、Apple Musicのステーションは、最初の曲と次の曲くらいしか先々の表示がないので、その先に何がかかるか分からなくて、流してると聴きたくもない曲が出てくることも多々あります。まあ、今聞いてる曲を途中スキップするかも分からない段階では先のリストを確定させない柔軟な設計なのかも知れません。
ただし、あまりにもハズレが連続する時は対策あり
運悪くもハズレが連発する時は待っても無駄です。そのまま放置するとますますハズレの路線を走ることになり今後のレコメンドにも宜しくない影響が懸念されます。
すると、全く違う傾向のレコメンドになります。他社の自動生成されるプレイリストやステーションは、中身が変われどいつも似た傾向になる気がするのに対してApple Musicのこれはガラリと変わる点で飽きない。
と言ってもガラリと変わるという事は、変わりすぎて一周回って同じ傾向になる日もあります(笑)。その場合は再度、〇〇さんのステーションを押してみると解決するかと。
他社との違いの予想
他社サービスの提供する自動生成プレイリストやステーションは、ヒット曲を強く押し、私の好みも強く反映するので外れないのは良いのだが、それは飽きやすくもなる。
Apple Musicの私用のステーションは、ヒット曲にこだわらない選曲で、私の好みもよく外す場合もあり、その時イラッとすることもあるのだが、上記のリカバリー方法さえ分かれば欠点は回避可能だ。
また、私の好みを外されたく無い場合には、ステーションとは別に私用の自動再生されたプレイリストがあり、こちらは全曲先に目視確認も可能だ。(Apple Musicはステーションは先が読めないがプレイリストは最後まで分かる)
あるいは自分が独自に作った好みのプレイリストを聴く方法もあるし。
長年のユーザーとしての蓄積?
昔はApple Musicのレコメンドはダメだと思ってたが、最近は1番好ましくなって来たかも知れない。
先日のレビューでは、もうApple Music解約しそうな勢いだったが、アプリの使いにくさ(私の感覚で恐縮)を補えるほどにレコメンドは好きになって来た。
Apple Watchとの親和性について
Apple MusicのApple Watchアプリはジャケット画像を出す為に、好きを示すボタンは見えなくなっております。この点は明らかに作りが悪い。
しかし、Apple MusicのApple Watchアプリのアドバンテージもあるので補足する。
iPad、HomePod、iPhone、このどれからApple Musicをスタートしたとしても、Apple Watchからコントロール可能だ。
おそらくHomePodがハブとなり、Apple Watchは HomePodを操作する感じなんだと思う。その点ではHomePod直接でストリーミングされるApple Musicの良さがある。
例えば、Spotifyは全デバイスでシンクロしており、イイね付けたりするのは自由自在だが、唯一、Apple Watchからコントロールする為には、iPhoneから再生してないとダメ。iPhoneとApple Watchはペアリングされているので、iPhoneのSpotifyが母艦になってないといけない。iPadのSpotifyの事をApple Watchはコントロール出来ない。
YouTubeミュージックも勿論、iPhoneが母艦でないとApple Watchは関与できない。
ここはApple Musicだけの純正環境の特典なのだろう。
私はもうスポーツジム通いはしてないので、以前ほどApple Watchに執着は無い。いつかはApple Watchを止める可能性があるが今のところはApple Watch Ultraを楽しんでおりApple Musicのアドバンテージは生きている。
Apple Watchとの親和性その2
Apple Watchのリューズにより音量調整が出来るのはApple Music、Spotify、YouTubeミュージックで同じだが、いつでもリアルタイムで反応して、タイムラグも無く反応するのは唯一、Apple Musicのみ。私の環境では。
SpotifyもYouTubeミュージックも、リアルタイムな事もあるが、割とよくあるのはタイムラグがあり、扱いにくい。
さすがApple MusicとApple Watchは純正の組み合わせは安定してるのだが、それ以外は何かとリューズが反応しない、または、遅延して爆音になったり、下がり過ぎたりすることが珍しくない。
ちなみに、Apple Watch UltraとiPhone16Proの組み合わせなのでハード的な力不足とも思えないし、上手く動く時は3社ともにスムーズになる。

シンプルも良いかも
昨日の記事ではApple Musicアプリが使い難いと書いたが、いや、それはそう思うのだが、今日は新しい視点を持って書いてみたい。
Apple Musicは、ただ単に音楽を聴く為にある。としたら?
Podcastは別アプリになっているし、歌詞を見るにもクレジット見るにも面倒なのは、むしろ、そんな事をしないでただ聴く前提なのかも知れない。
イイねをApple Watchから付けるだけも面倒だし、何か作業しようと思うからストレスなのだ。
むしろ、iTunes時代のまま、自分の好きなアルバムを流す、とか、お気に入りのプレイリストを聴く。
そう思ってみるとシンプルで良いとも言える。
例えば、Apple Musicは広告という概念のない唯一のサブスク音楽配信だから、もちろん広告も出ない。
Podcastも無いからニュースとかお笑いのバナーも出ない。
毎日、更新されるプレイリストも無いから、余計な迷いも無くなるかも知れない。
聴くに徹した仕組みだと思えば、昨日の酷評もどうでも良いのか?
ただ、それならそれで残念なのは、AirPods Proでロスレスは使えないのと、HomePodでロスレスオーディオの体験が可能となってはいるが聴き分けられる感じでも無い。
2025/05/11追記
Apple Musicの使ってくれるプレイリストやステーションは、世の中で耳タコなヒット曲に拘らずに、マイナーな曲まで含まれてます。
それが意外に気にいる時もあり、そこからそのアーティストを知りファンになる出会い。
Apple Musicは有料オンリーのサービスだからコマーシャル的な忖度がないためか、この傾向が1番強く感じる。
YouTubeミュージックは、プレイリスト再生のオプションとして、馴染みの曲、隠れた名曲などの設定もあるのですが、気になる事もあり、それはアーティストを何人か指定してステーションを作成する機能ノ問題。

アーティストによっては指定できないのです。選択するリストに名前が無い。1番上に検索窓があるので検索しても出ない。YouTubeミュージック自体に無いなら分かるが、普通に聞くだけなら検索も可能。この人だけバグかと思えば、別なアーティストでも同様の現象が出た。何かバグなのか?忖度なのか?
Spotifyは、自社が言うように商業的な忖度よりもユーザー好みを大切にするとは思うが、それでもヒット曲が中心としてプレイリストが出来上がるので、どのプレイリストでも聞き覚えがあったり、同じdaily1に何度も登場してたり、飽きる曲が出てきた。
故に、この分野は長く聞くならマイナーも含めてレコメンドするApple Musicが私の好みです。
HomePodの接続性
SpotifyでHomePodを選ぼうとすると、毎回、このエラーにも受け取れるメッセージが出ます。
初回ならまだしも毎回です。設定を開いても何も出来ません。

以前には見なかったメッセージなので、ここ1年以内に出てくるようになったのでしょうか?
ただの注意書きであり、Spotify connect対応のスピーカーがないと言うお知らせですが、毎回見るのも気分が滅入る。一度消したらやめてほしい。
YouTubeミュージックは、この文言は出てこない。
ただ、両サービス共にAirPlay画面を開く手間があるのは同じ面倒なワンステップ。
Apple Musicはここがすんなり早い。
5/18追記、アルバムありき
Apple MusicのiPhone画面ですが、こんな感じでアルバムやシングルのお勧めが普通にあります。SpotifyやYouTubeミュージックはお勧めのプレイリストやステーションしか目立たない一等地にです。
もちろんApple Music以外もアルバムは存在するけど、目立つ一等地には出てこないのではないかと思います。少なくとも私の環境のレコメンドはそうなります。
別に今のストリーミング時代にアルバムという概念が終わってるとか言われるかも?ですが、私の世代だとアナログのLPレコードが今でも忘れられないし、CDもシングルよりはアルバムがメインでした。
iTunesで買うようになってから曲単位で買うようになってきましたが、それでも、少し単価がお得だからとアルバムで買ってたりしました。
そんな世代にはアルバムも大切です。

iPhoneアラーム音にApple Music曲を設定可
iPhoneのアラーム音、目覚まし時計などにするのに単なるアラーム音ではなく、Apple Musicの好きな曲を使えるのはApple Musicの特権ですね。
ズルい気もするが、まあ、Apple Musicは iPhoneと純正としてのアドバンテージを持たせるAppleの思惑も理解はできる。
良くも悪くもレコード盤時代2025/05/23追記
毎日、迷い、三者を使い分けていると、分かるのは、Apple Musicは、LPやシングルのレコード盤を彷彿させる画面になっている。
つまりiTunes Storeで曲を買うイメージでApple Musicだから聴き放題というのがApple Musicのスタンスに見えてきた。
Spotifyは、もう、明らかに曲単位にレコメンドがメインであり、アルバムも聴けるけど、敢えて選択するならありますスタンス。
YouTubeミュージックは、やっぱりYouTubeだよね。
また、カメラに喩えてしまいますが、Apple Musicはアナログテイストが残る一眼レフのD850だとすれば、他社はミラーレス一眼ですね。
ストリーミングとして高度なのは、Spotifyかも知れないけど、純粋に音楽を静かに落ち着いて、自分で選んで聴きたいApple Musicみたいな。
Apple Music Classicalと空間オーディオ2025/05/24追記
私は今日まで空間オーディオ否定派でした。それはクラシック音楽以外しか聴いてなかったから。しかしこの歳になって突然、クラシック音楽に興味を持ち聴き始めたら、Apple Music Classicalの空間オーディオ対応曲をAirPods Pro2または iPad Pro(M4)13インチ内蔵スピーカーで聴くと驚きました。
念の為に、SpotifyとYouTubeミュージックでも同じ曲を探して聴いてみました。何曲か同じ事を繰り返してみて、空間オーディオはJPOPなどには逆効果に感じるのですが、クラシックには効果ありでした。
具体的には、オーケストラの壮大な感じが出てくる、各楽器の位置と音が明確に分離される。JPOPの時は音が篭る気がするのに、クラシックは逆に音がスッキリ明確になる。
特にiPad Pro(M4)13インチの内蔵スピーカーで聴くと驚きました。
クラシック音楽を聴くなら高額で巨大なオーディオ設備に投資必須かと恐れていました。しかし、今の猫との生活には家の中に物は増やせない。お金も猫以外にかけたくはない。
そうなると今のまま気軽なオーディオ環境で聴きたいのですが、例えば38cmウーハー搭載の大型スピーカーなんて置けないわけです。
その代替案はヘッドホンなどとなりますが、これは音質的には巨大な高級スピーカーに迫れるとしても、壮大なオーケストラの音楽が頭蓋骨の中で狭くなる感覚になるでしょう。
ところがAirPods Pro2で空間オーディオになると広がるので聴き心地が良いし、iPad Pro(M4)13インチの内蔵スピーカーは音質はそこそこながらも壮大な感じがなんと無くする。
以上からクラシックに興味が出た今はApple Musicに加入するとおApple Music Classicalが、そして空間オーディオが魅力となりました。
欲を言えば、素晴らしいオーディオ設備にしてApple Music Classicalのハイレゾ音源を聴けたら最高ですが、とりあえずお気軽な空間オーディオで妥協しても良いかと。
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