【レビュー】メッシュWi-Fiの導入事例 ティーピーリンク TP-Link Wi-Fiルーター Wi-Fi 7(11be)対応 5764+2882+688Mbps Deco BE9300 320MHz トライバンド 5Gbps AIメッシュ IPoE IPv6対応 2パック Deco BE65

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本記事はティーピーリンクジャパン株式会社から商品をご提供いただき作成しています。
公式サイト https://www.tp-link.com/jp/
公式X https://x.com/tplinkjapan

今日メインでご紹介するDeco BE9300(Deco BE65)の公式サイトはこちら↓
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/deco/deco-be9300/

目次

結論から先に書きます

最新のWi-Fi 7対応もしているメッシュWi-Fi機種であるDeco BE9300(2個セット)を導入することで、鉄筋の建物でWi電波の飛びに厳し目の我が家でもWi-Fi環境が改善されました。

Deco BE9300 概要

  • 9.3GbpsトライバンドWi-Fi: 最大9.3Gbps (6GHz: 5,764Mbps + 5GHz: 2,882Mbps + 2.4GHz: 688Mbps) の通信スピードを提供。
  • 便利な有線接続: 2.5Gbps WAN/LANポート×4を搭載し、高い柔軟性とスループットを実現します。
  • Wi-Fi&有線バックホール: Wi-Fiと有線接続によるバックホール通信で、ネットワーク全体の処理速度とレイテンシーを改善します。
  • MLO (Multi-Link Operation) 機能: 複数帯域の電波を同時に利用し、通信効率・安定性の高いデータリンクを確立します。
  • 320MHz通信: 旧規格の2倍に相当するチャンネル幅により、通信速度が大幅アップ。
  • 6GHzバンドをフル活用: ネットワークの混雑による通信速度の低下を抑制し、快適なWi-Fi接続を維持します。
  • TP-Link HomeShield: ネットワーク保護・保護者による制限・IoTデバイスのセキュリティ強化などの機能を利用できます。
  • 互換性もばっちり: 全Wi-Fi世代のデバイスと後方互換性を持ち、主要なIPoE IPv6サービスに対応しています。

マルチギガメッシュで家じゅうどこでも快適通信

公式サイトより

DecoシリーズはTP-Link社の公式サイトでも他のWi-Fiルーターと区別されており、メッシュWi-Fiというカテゴリーに独立してます。

メニュー選択時の区分の様子↓

公式サイトより

メッシュWi-Fi機種は、通常のWi-Fiルーター(EasyMesh対応)と異なり、そもそも最初からメッシュWi-Fi利用前提だからメッシュWi-Fiに最適化されてます。
これぞ家中で快適なWi-Fi環境を目指したWi-Fiルーターですね。

私自身も少し前の機種(Wi-Fi 6E対応)でメッシュWi-FiのDecoと同世代の通常のWi-Fiルーターで比較した際は、Wi-Fiルーターとクライアントがベストな位置関係で、しかも1端末だけ使うテストでは最高速度が上回るのは通常のルーターが少し有利でした。

その一方、家中で多数の端末が稼働している中で、どこに移動しても安定していたのがメッシュWi-FiのDecoでした。

メッシュWi-Fiはどんな人向け?

メッシュWi-Fiの歴史は、長年、安全なネットワークが重要とされる企業や軍事基地など、限られた場面でのみ使用されてきたそうです。
しかし最近では一般市場への参入が進み、家庭でも安全で高速かつ広範囲なwifiを利用できるようになってきました。

それでは、一般的なユーザーの場合は、メッシュWi-Fiはどんな人向けなのでしょうか?

公式サイトから引用します。

(1)wifiカバレッジが弱い、または不完全な環境にお住まいの方

まず、メッシュwifiをおすすめしたいのが、現在のwifiカバレッジに問題がある方です。
wifiルーターの近くは電波が強く飛んでいるのに、家の端にある部屋に行くとwifiが届きにくい、といったことはないでしょうか?
従来のルーターではwifiの範囲が限られているため、家全体を完全にカバーできない場合があります。
そうした場合、複数のアクセスポイントを持つメッシュwifiシステムを導入することで、家じゅうでwifiに接続できるようになります。

(2)家族で多くの端末を同時に接続するご家庭

また家族で暮らしていて多くの端末を同時に接続しているご家庭にも、メッシュwifiがおすすめです。
メッシュwifiは通常のwifiルーターに比べて最大接続台数が多いことが多く、TP-LinkのDecoシリーズには最大200台接続できるモデルもあります。

(3)難しい設定はしたくない人

強力で安定したwifiシステムに興味はあるけど、多くのルーターで必要な複雑な設定やネットワーク構成をしたくないという方にも、メッシュwifiがおすすめです。
Decoシリーズの設定はDecoアプリからガイドに従うだけで完了します。ユニットを追加する際も簡単に行えるため、複雑な設定は必要ありません。

家の中を移動するたびに接続先がルーター/中継器で切り替わり通信が途切れる問題も、メッシュwifiを導入することで解決します。
メッシュwifiは単一のネットワーク(SSID)上で動作するため、家の中を移動しながらでもビデオ通話やオンラインゲームを楽しめます。

反対に、wifiの電波がすでに家じゅうに行き届いている場合や、自分で細かくネットワークの設定を行いたい人には、メッシュwifiのメリットが感じにくいかもしれません。

私も体験的に同意

以前にDecoと通常のWi-Fiルーターで比較した当時に体験で感じたのは、Wi-Fiルーターから近いデスクで、端末も一台だけ単体で使う場面が多い人なら通常のWi-Fiルーターが最高速度では有利だと思うのですが、家の中でいろいろな場所で使用する場合、また多くの台数が同時に稼働する場合にはメッシュWi-FiのDecoが有効だと感じておりました。

Wi-Fi 7対応メッシュWi-Fi Deco BE9300を試す

公式サイトより
Deco BE9300の更なるスペックは情報量が多いので非表示にしてますが「ここをクリックすると」仕様情報が表示されます。
ワイヤレス
規格Wi-Fi 7
IEEE 802.11be/ax(6GHz)
IEEE 802.11be/ax/ac/n/a(5GHz)
IEEE 802.11be/ax/n/b/g(2.4GHz)
Wi-Fi速度BE9300
6GHz:5764Mbps(802.11be)
5GHz:2882Mbps(802.11be)
2.4GHz:688Mbps(802.11be)
Wi-Fi範囲広いWi-Fiカバー範囲TP-Linkメッシュテクノロジー
Decoユニット同士をWi-Fiまたは有線で接続し、より安定したネットワークを実現

AIメッシュ
ネットワーク環境をスマートに学習し、最適なWi-Fiを提供

高性能アンテナ×4 (内蔵式)
複数のアンテナが信号を増幅させ、より広いエリアをカバー

トライバンドWi-Fi
6GHzでWi-Fiスピードが向上
Wi-Fi性能最上クラス (Very High)トライバンドWi-Fi
デバイスに複数のバンドを割り当てて通信効率を最適化

2×2 MU-MIMO
複数のMU-MIMO対応クライアントと同時に通信します

OFDMA
複数のWi-Fi 7対応クライアントとの低遅延な接続を確立

6ストリーム
デバイスをより多くの帯域幅に接続させます
動作モードルーターモード
ブリッジモード
高度な機能• MLO (Multi-Link Operation)
• 320MHzチャンネル幅
• 4K-QAM
• Multi-RU
• Amazon Alexa&Google アシスタントに対応
セキュリティ
ネットワークセキュリティSPIファイアウォール
アクセスコントロール

HomeShieldセキュリティリアルタイムIoT保護
悪意のあるサイトのブロック
侵入防止システム
DDoS攻撃の防止
ホームネットワークスキャナー
ゲストネットワーク6GHzゲストネットワーク×1
5GHzゲストネットワーク×1
2.4GHzゲストネットワーク×1
有効時間
帯域幅コントロール
VPNサーバー• OpenVPNサーバー
• PPTP VPNサーバー
• L2TP/IPSec VPNサーバー
VPNクライアント• OpenVPNクライアント
• PPTP VPNクライアント
• L2TP/IPSecクライアント
Wi-Fi暗号化WPA-Personal
WPA2-Personal
WPA3-Personal
ハードウェア
有線ポート• 2.5Gbps WAN/LANポート×4

*各Decoユニット
(WAN/LAN自動判別)
USB対応USB 3.0ポート×1FTPサーバー:
メディアサーバー
Samba サーバー
ボタンResetボタン×1
WPSボタン×1
ソフトウェア
高度な機能• 再起動スケジュール
• Tapo/Kasaオンボーディング
• IoTネットワーク&デバイス分離
• 静的ルーティング機能
• 接続ユニット/バンド設定
プロトコルIPv4
IPv6
サービスキットHomeShield
詳細はこちら>
保護者による制限HomeShield保護者による制限YouTube制限
セーフサーチ
プロファイル作成
プロフェッショナルコンテンツフィルターライブラリ
ファミリータイム
就寝時間
オフ時間
利用時間割り当て
家族のオンライン時間ランキング
インターネット一時停止
週次・月次レポート
WANタイプ• 動的IP
• PPPoE
• v6プラス
• IPv6オプション
• OCNバーチャルコネクト
• Transix
• クロスパス
• v6コネクト
• 静的IP
• L2TP
• PPTP
QoSHomeShield QoSデバイスごとのQoS
クラウドサービスOTAファームウェアアップグレード
TP-Link ID
DDNS
NAT転送ポート転送
UPnP
IPTVIGMPプロキシ
IGMPスヌーピング
ブリッジ
タグVLAN
DHCPアドレス予約
DHCPクライアントリスト
サーバー
DDNSTP-Link
管理Decoアプリ
※Android版のDecoアプリver 3.0以降はAndroid 5.0以降にのみ対応しています。
フィジカル
寸法107.5 × 107.5 × 176 mm
製品構成Deco BE9300(2パック)
Deco BE9300ユニット×2
LANケーブル×1
電源アダプター×2
Quick Installation Guide(かんたん設定ガイド)

Deco BE9300(1パック)
Deco BE9300ユニット×1
LANケーブル×1
電源アダプター×1
Quick Installation Guide(かんたん設定ガイド)
その他
認証RoHS・VCCI・JATE・PSE・技適
動作環境動作温度: 0°C~40°C (32 °F~104 °F)
保存温度: -40°C~60°C (-40 °F~140 °F)
動作湿度: 10%~90% 結露を避けてください
保存湿度: 5%~90% 結露を避けてください

各バージョンの詳細な情報についてはサポートページをご覧ください。

最大無線信号速度は、IEEE 802.11規格の仕様から導かれる物理速度です。200台以上のデバイスと接続とは、実験室において、6GHz・5GHz・2.4GHz帯域に様々な端末を同時接続した際に分析したテストデータに基づくものです。4K動画・1080P動画・720P動画・ファイルダウンロード・Web閲覧・IPカメラ・その他IoT機器等のアプリケーションを同じ部屋で同時に実行することで、一般家庭のシナリオをシミュレーションしています。実際のワイヤレスデータスループット、ワイヤレスカバレッジおよび最大接続デバイス数は、インターネットサービスプロバイダーによる要因、建築材料、物理的障害等の環境要因や近隣からの電波干渉、トラフィック量と密度、製品の設置場所、ネットワークの複雑さ、ネットワークのオーバーヘッドや、定格性能、場所、接続品質、クライアント条件等のクライアントの制限によって左右される為、保証されるものではありません。

クライアント端末が802.11k/v/rに対応している必要があり、端末側での設定が必要な場合もあります。 実際のパフォーマンスはクライアント端末によって異なります。

Wi-Fi 7(802.11be)/Wi-Fi 6(802.11ax)およびMLO・320MHz帯域幅・4K-QAM・Multi-RU・OFDMA・MU-MIMO・BSS Colorの利用にはクライアント端末側もそれらに対応している必要があります。320MHzの帯域幅は6GHzバンドでのみ利用することができます。また、一部の地域/国では、規制上の制限により5GHzまたは6GHzにおける160MHzおよび240MHzの帯域幅または320MHzの帯域幅を利用できない場合があります。2倍のチャンネル幅と速度とは、Wi-Fi 6メッシュの160MHzと比較した場合を指します

§2.5Gbpsのインターネット速度には、対応するサービスプランへの加入と機器が必要です。WAN/LANポートは、WANまたはLANポートとして動作します。ただしWANポートとして機能するのは1度に1ポートのみです。

*標準搭載されているHomeShieldは無料の基本 (Basic) プランです。高度な機能を利用するには有償のサブスクリプションが必要です。詳細はHPをご覧ください:tp-link.com/homeshield

**WPA3の利用にはクライアント端末側もWPA3に対応している必要があります。

***テストは5つのベッドルームを持つ2階建て4600sq. ft (約420㎡)の建物で実施しました (各部屋は石膏ボードで仕切られた状態)。Deco BE9300は2×2MLO対応クライアントと接続しています。実際のネットワークパフォーマンスはネットワーク速度・光ファイバー/イーサネットの速度・Wi-Fiの干渉・障害物・壁・テスト場所・クライアント端末の仕様によって大きく異なります。

3.6倍速いWi-Fi速度とは、Wi-Fi 7クライアントをDeco BE65に接続した場合と、Wi-Fi 6またはWi-Fi 6Eメッシュに接続した場合を比較した際の理論上の速度を指します。Deco BE65の5GHzおよび6GHzバンドに同時接続した際に最大8.6Gbpsの速度を実現するには、Wi-Fi 7クライアントがMLO (Multi-Link Operation) と6GHzバンドに対応している必要があります。Wi-Fi 6/Wi-Fi 6Eメッシュでは5GHzまたは6GHzバンドでそれぞれ最大2402Mbpsのみ提供する場合があります。

※※4分の1の遅延とは、実験室のテストデータに基づいており、Wi-Fi 6/6Eメッシュと比較してWi-Fi 7メッシュの遅延が低減されたことを指します。テスト条件は同じ5GHzまた6GHzの単一周波数における無線干渉がある状態で、Wi-Fi 7クライアント (MLO有効) が、Deco BE9300 (MLO有効) の5GHzと6GHzバンドに同時接続した場合と、Wi-Fi 6/6Eルーター (MLO無し) の5GHzまたは6GHzバンドに接続した場合の最大遅延をテストしています。

Wi-Fi世代とは、Wi-Fi規格のIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax/beを意味しています。全てのデバイスは802.11 Wi-Fi規格に対応している必要があります。インターネット接続には、ご契約のインターネットサービスプロバイダーと互換性のある追加のモデムデバイスを必要とする場合があります。

実際のネットワーク速度は、製品のイーサネットWAN/LANポートの速度、LANケーブルでサポートされる速度、ご契約のインターネット回線、その他環境要因によって制限される場合があります。

本製品はIEEE 802.11be仕様で承認されている全ての必須機能をサポートしていない場合があります。

機能の可用性のために、ソフトウェアのアップグレードが必要となる場合があります。

GoogleおよびGoogle HomeはGoogle LLCの商標です。

我が家における導入目的

我が家では玄関にTapo C460を設置してありますが、この防犯カメラはWi-Fi機能が進化しており、2.4Gと5Gの両バンド対応してます。

長期愛用レポート記事がこちら↓

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従来利用していた防犯カメラは2.4GHzのWi-Fiのみ対応だったので、玄関(屋外)とWi-Fiルーターの距離や鉄筋などの障害物は気にならない状態でした。

しかし最新機種C460の場合は、Wi-Fiがデュアルバンド対応になりました。
ルーター側でSSIDが5Gと2.4Gで同一であることで、C460との接続もデュアルバンドが自動で切り替わるため、時々、5Gになっている時があり、その場合に来客時にC460経由での応答が遅延することが何度かありました。
(おそらく5G帯での通信は障害物に弱い性質があるため、玄関外側はWi-Fiが弱いためと予想します)

そこで、玄関カメラとWi-Fiルーター間の距離を短縮するにはDeco BE9300の2パックが最適だと考えました。

EasyMesh機種でも良さそうな話ですが、あえてDecoシリーズに期待したのは、玄関カメラC460の接続先ノードを玄関に近い方に設置したDeco BE9300側に明示的に指定可能だからです。

ここで疑問を持たれる方もいると思うので補足します。
明示的に接続先ノードを指定しなくても、自動的に最適なノードを選ぶのがメッシュだと思われがちですが、Decoシリーズを除く簡易メッシュ方式の場合には、しばしば望みとは違うノードに接続されていることがあります。その理由はDecoほど高度なメッシュ機能ではないことに加えて、自動再起動その他何らかの事情でノードの再起動が発生した場合に、先に立ち上がった方のノードに接続されて、そのままになっていることが多いためと私の環境では推測されました。

Decoシリーズの素晴らしい点は、更にあります。
必要があればクライアント毎にノード以外にも接続周波数帯も指定可能なので、電波が不安定ならば2.4GHz指定も可能です。
しかし今回は子機Deco設置が玄関の防犯カメラ近くなので5GHzと2.4GHz自動切り替えにしました。

また、我が家は普通のサイズの一戸建てではありますが、鉄筋構造で電波の遮蔽が多いので場所によってWi-Fiの死角ができる対策としてもメッシュWi-Fiが良いと考えます。

通常のWi-Fiルーターでも最近の機種は簡易メッシュWi-Fiによる死角減らしは可能ではありますが、屋内を移動する際に、微妙な位置にいる場合に必ずしも望ましい方のルーターに接続されるかと言えば、逆ノードに接続されることもありますが、そんな場合には優先接続先を端末ごとに指定可能なDeco製品(高度なメッシュWi-Fi)が確実かも知れないと思うことがありますので、そこの検証も今回の目的です。

お馴染み開封の儀

開封前はワクワク
パカーンと開ける

気配りある梱包

AppleのHomePodの梱包でも似たような配慮があると思いますが、Decoも形状が掴みにくいので安全簡単に取り出せるように工夫があります。

安全に取り出せるベロがありました
無事に一個取り出した後
下段にはケーブルその他付属品

全て取り出し完了

まだ保護フィルムなどが貼られたままです。

下段にはケーブルその他付属品

保護フィルムを剥がす

見た目は普通の白いプラスチックなので、ここまで気にしないでも良いと思いますが、大切に扱われている高額商品のイメージで好ましいことです。

保護フィルムがあって大切に扱われている印象

天面の擦れそうにない凹んだ場所すらも保護フィルムがあります

保護フィルムがあって大切に扱われている印象

保護フィルムも外して本当の美しいボディー

インテリアとしてもOKな美しいWi-Fiルーター

初期設定

TP-Linkの通常のWi-Fiルーターであれば、TP-Link Tetherアプリを利用しますが、今回はDecoシリーズなので、別扱いのTP-Link Decoアプリを使います。

別のTP-Link Decoアプリ↓

TP-LinkのWi-Fiルーターをすでに使っている人は、TP-Link Tetherを使って初期設定ができると勘違いしますのでお気をつけください。私自身が実は初めてDecoシリーズを使うときにそうでした(笑)。

ここから先はTP-Link Decoアプリの流れに従うだけで、60代の私でも簡単だから言葉は悪いのですがバカでも使えるDecoシリーズのメッシュWi-Fiだと思います。

TP-Link IDがあるので、まずログイン

サンプルのスクリーンショットは結構、飛び飛びですが、雰囲気だけでも。

Screenshot

無事に新品のDecoが見つかる

Screenshot

注意点はルーターモードかブリッジモードか

どうやらDecoシリーズの初期設定は、基本的にルーターモードで利用することを想定して流れるようでした。
我が家は先日まではルーターモードで良かったのですが、ちょっと試したいことがありドコモ光のサポートに連絡して、ルーターはPR -500KIに権限を戻しました。

そのため今回からはブリッジモードで起動したかったのですが、途中でモード選択する画面が出て来なかったので、仕方なく一旦はルーターモードで起動することになりました。

我が家のようにブリッジモードが希望の場合は、初回設定の流れが全て終わってから切り替える必要があります。
詳細タブの中に動作モードがあるので、そこでブリッジモードに切り替えます。

Screenshot

イーサネットバックホール

前にも書いてますが、我が家は普通の一戸建てですが鉄筋なのが普通と異なりますので、広くもない普通の広さの家なのにWi-Fi環境は厳しい条件です。

以前にDecoシリーズを設置した時は、Wi-Fiバックホールで普通にメッシュWi-Fiを構成しましたが、やはりドコモ光のONU内蔵ルーターの直後のDeco(親機)と二段目のDeco(子機)では通信速度に明確に差が出てました。

だからと言って、一段目の親機Decoばかりに接続する設定で済む話でもありません。

部屋によっては二段目の子機となるDecoに繋いだ方がWi-Fiの電波自体強いなら、無理して親機に繋いで弱いWi-Fiで使うよりも、二段目のDecoの方がマシだったりしました。

そこで今回は最初からLANケーブルを使うイーサネットバックホールでメッシュWi-Fiを構成します。

Decoの宅配便を待つ数日の間に、あらかじめ自宅一階から二階までLANケーブルを通しておきました。
本来なら壁の中の配線用通路を活用したかったのですが、古い家なので壁の中の配線用通路を開けてみたらカビ臭いので、工事する一時間程度でも気分が悪くなる恐れがあり壁の中の活用は断念しました。

仕方なく屋内配線を通す管やモールを沢山買ってきて、2階のドコモ光のONU内蔵ルーターの近くの親機Deco BE9300から1階の子機Deco BE9300 までLANケーブルを素人電気工事で引きました。

イーサネットケーブルの長さは10m程度になるのですが、鉄筋などの影響を受けないため、Wi-Fiでメッシュ構成するよりはずっと良いと思います。
ちなみにDecoシリーズの上位モデルはDeco同士のWi-Fi通信も6GHzが使えて高速大容量で良いのですが、鉄筋の建物だと一階と二階みたいに距離が離れると6G帯は壁や鉄骨に遮蔽されて性能が生きません。

以上より、我が家の場合はイーサネットバックホールにするための配線の手間はかける価値がありますが、鉄筋でないお宅の場合には気軽なWi-Fiバックホールで良いと思いますのでご心配なく。

とはいえ、一回だけ頑張ってモールやパイプを施工してあれば、今後はイーサネットケーブルの規格が向上した場合には中身を引き直すだけになるので一回だけの我慢です。

イーサネットバックホールの良さについてGoogleのAI回答

我が家の場合は特にオレンジでマークした箇所が魅力的です。

  • イーサネットバックホールのメリット:
    • 速度:有線接続であるため、無線に比べて高速な通信が可能です。理論上は1000Mbps(1Gbps)の速度を実現できます.
    • 安定性:有線LANは、電波の干渉や遮蔽物の影響を受けにくいので、安定した通信が可能です.
    • 距離:有線LANケーブルであれば、親機と子機が離れていても、通信が可能です.
    • 帯域幅の解放:イーサネットバックホールを使用することで、親機と子機の間の通信を無線から有線に切り替えることができ、その分、無線帯域幅を他のデバイスの通信に使うことができます.
  • イーサネットバックホールのデメリット:
    • 有線LANケーブルが必要になる.
    • 親機と子機の間の配置が限られる場合がある.

メッシュWi-Fiは設定が難しいのか?

普通のWi-Fiルーターに比較して難しく無いかな?と心配している方もいると思いますが、Decoアプリの指示に従うだけなので誰でも可能だと思います。

初日ファーストインプレッション

Deco BE9300 トライバンドメッシュWi-Fi 7システムを有線LANによるイーサネットバックホールで設置しました。

ONU内蔵ドコモ光ルーター近くに設置した親機のDeco BE9300と離れた1階までイーサネットバックホールで設置したDeco BE9300も同等レベルで高速通信できることを確認しました。

親機と子機で速度比較

ちなみに同じ時間帯に2箇所でWi-Fi速度の計測した結果はこちらです。
結果は完全に同等性能だということがわかります。なんと若干ですが子機の方が高速な結果が出てました。
この程度の速度差は計測タイミング次第で簡単に逆転するので、たまたまの出来事だとは思いますが、しかし明確になったのは、親機と子機がWi-Fiバックホールであれば、我が家のこの設置では速度は半分程度に落ちるのは明らかなので、有線LANによるバックホールは素晴らしいです。

ドコモ光ルーター直後の親機Decoへ接続したiPhone

親ノード

離れた1階の子機Decoへ接続したiPhone

子ノード

鉄筋でない通常の一戸建てなら、Wi-Fiによるメッシュで構成すれば良いとは思いますが、可能であればイーサネットバックホールは良いと思います。
ただし、私が将来的に更にDecoシリーズ子機を三台目、とか4台目とか増設する場合があれば、その場合は流石にWi-Fiバックホールで増設するとは思います。
これ以上、壁や天井付近に配線用のモールを増やすのは面倒くさいので、多少の速度ダウンがあってもとりあえず。

メッシュWi-Fiの良さ(イージーメッシュ比較)

Decoシリーズを買わずとも、イージーメッシュなら家中カバーするWi-Fi環境は組めるのですが、その場合はクライアントがどのアクセスポイントに繋がるかは自分では管理できませんが、DecoメッシュWiFiはそこまで管理可能な高度なメッシュWi-Fiです。

今回のDeco BE9300でも、端末毎の優先接続先アクセスポイントの設定が可能ですし、更に、そのアクセスポイントのどのバンドに繋ぐかも管理可能です。

この辺りは、また次回の記事にします。

Deco BE9300初日の感想

結論として、Deco BE9300の2個セットによるメッシュWi-Fiは素晴らしい環境でした。
家中のどこでも高速通信が維持されてますし、課題だった玄関の防犯カメラとの接続性能も申し分ない状態です。
iPhoneを持って1階から2階へ移動して使う時も移動して短時間のうちに近くのアクセスポイントに接続が変わりました。その状態はDecoアプリで確認できるので気のせいではなく確実に高度なメッシュWi-Fi環境だということを実感できました。

メッシュWi-Fiに興味あり、Decoメッシュと一般的な簡易メッシュWi-Fiで迷っている場合は、Decoシリーズは検討する価値があると思います。

Deco BE9300ご購入はこちら

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