AirPlay2ではApple Musicの音質が出せない(追記あり)

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スマートスピーカー機能不要ですが

「へいSiri」とか言わないタイプの私は、スマートスピーカーは不要で普通にワイヤレススピーカーで良いのですが、HomePod一択な理由は音質です。

AirPlayだとApple Musicの音質が生かされない

サードパーティー製の色々な外部スピーカーでApple Musicを再生する方法は2択あります。

  • AirPlay2再生
  • Bluetooth再生

上記の2択になります。

それに対して、HomePodの場合は別な二択となります。

  • AirPlay2再生
  • HomePodダイレクト再生

Apple純正だからか?HomePodだけがAirPlay2を介さずにHomePod単独でダイレクトなストリーミング再生が可能です。

音質順位

あくまでもApple Music限定で感じる順番です。
しかも音質の感じ方も人それぞれだと思うので一個人の感想です。

その上で書かせていただくとApple Musicを外部スピーカーで聴く場合、

音質の良い順番は以下だと思います。

  1. HomePodでダイレクトストリーミング再生する
  2. HomePodまたはサードパーティー製スピーカーをAirPlay2で再生する
  3. サードパーティー製スピーカーをBluetooth再生する

私の印象では圧倒的に1番のHomePodによるダイレクト再生が高音質に感じます。

じゃあ、同じHomePodで、ダイレクト再生とAirPlay2経由の再生で、どのくらい違いを感じるかと言えばこんな感じでした。

多少誇張しているのですが、わかりやすい表現がこれだと思ったのです。

高音と中低音域で2ウエイ構成の少し良いラジカセがHomePodダイレクトだとしたら
AirPlay2再生では全域を1スピーカー再生する安価なラジカセ。

HomePodでダイレクト再生

HomePodでAirPlay2再生

このくらい音質の差を感じました。

こうなるとApple Musicを使うなら、AirPlay2を使わずに再生できる唯一の手段としてHomePodが欠かせない存在です。

ちなみにHomePodシリーズには安価なHomePod miniもありますが、ミニは音質があまり良くない為、音を気にする人にはお勧めしません。

口コミ記事でHomePod miniの音質が良いと言われる方がおられますが、人それぞれの感想ではありますが、予算が許す限りは大きな方のHomePodが絶対おすすめです。価格差なりの音質の差が明確に出てきます。

HomePodでダイレクト再生とAirPlay2の見分け方

iPhoneのApple MusicアプリからHomePodに出力している時のダイレクト再生かAirPlay2なのか区別する目印があります。

HomePodダイレクトの状態

下の写真はHomePodにダイレクトでストリーミングしている状態ですが
黄色の線で囲んだ所には、HomePodの名前(今回だとベッド)と表示されてます。

ロスレスオーディオで再生されていることを示すロスレスのマークも表示されております。
AirPlayを介さないだけでも音質面で有利だと思われますが、更にロスレスで高音質なデーターが再生されていることになります。

ちなみにベッドと言う名前は、ベッドサイドのHomePodだから付けてあり、リビングとかオフィスとかそれぞれの場所に分かりやすい名前のHomePodを配置すると便利です。

Screenshot

AirPlay2経由のHomePod接続の状態

今度のスクショを見ると、先ほどと同じ黄色に囲んだ場所に、

iPhone → ベッド

と表示してます。

これはiPhoneからAirPlayでHomePod(名前がベッド)に音を飛ばしている事を示します。
AirPlayを仲介しているだけでも損だと思うのですが、AirPlayではロスレス再生不可能である点も圧倒的に不利益を被ります。

ロスレス再生されてない証拠は、画面上にロスレスのマークが消えてしまっております。

Screenshot

参考情報

iPhoneのApple MusicアプリからHomePodに出力先を指定するとダイレクトストリーミングになったりAirPlay2になったりします。
同じ手順で同じ曲を再生してもケースバイケースで、一旦、どちらかの方法で再生された場合は、反対側に切り替える方法も良くわからないです。
ただ、傾向があってApple Music提供のプレイリストを再生する場合は高確率でダイレクトストリーミングが選択されるケース多く、逆に自分が作成したプレイリストを再生すると高い確率でAirPlay2になります。
これも100%ではなく、逆になる場合もあります。

高音質で聴きたい場合は、iPhoneのApple Music画面において、「iPhone→HomePod」と表示されないこと、「HomePod名」だけになっていることを確認した方が良いです。

またロスレス音源や空間オーディオ音源の場合には、ダイレクト再生できている時は、ロスレスまたはDolbyAtmosマークの表示もあるので区別しやすいです。

音質重視ならHomePod一択

私の場合は、音質の観点からAirPlay2再生は使いたくないので、Apple Musicのダイレクトにストリーミング再生する結論です。

こうなると現状Apple Musicをダイレクトにストリーミング再生するにはHomePodと言うことになります。

サードパーティー製のオーディオ機器はAirPlay2なら対応機材が多いのですが、Apple Musicをスピーカー単体でストリーミング再生可能な製品はどこにあるのか?
私は確実に出来ると分かる製品はHomePod以外には知らないのです。Apple Music対応みたいに記載されていてもAirPlay2経由だったりしますから。

長くなりましたが、Apple Musicファンで、尚且つ良い音で外部スピーカーから鳴らしたい人はHomePodがお勧めです。尚且つ、HomePodのステレオペア運用は、HomePod一台で鳴らす音とは、雲泥の差があるので、たんにステレオになるばかりではなく、とても良い音になります。

追記します2024/05/28

AirPlay2とHomePodダイレクトの音質差を昔のラジカセに例えましたが、当ブログはカメラ好きが多いので、カメラに例えてみたいと思い付きました。

例えば、AirPlay2の音質は、普及価格帯の一眼レフカメラを買う時に最初からセット販売されている標準ズームレンズです。

それに対して、HomePodダイレクトに鳴らす時のロスレスオーディオは標準ズームレンズでも小三元や大三元だと思います。

つまり、どのレンズでとってもパッと見には同じ画角で、気軽に結果を見てるなら、旅行記録程度でチラ見するなら変わりなく見えます。

しかし、等倍に拡大して見たり、階調を比較したらセットズームと小三元や大三元との差は明らか。小三元と大三元でも細かく気にしたら差が出ます。

Apple MusicをAirPlayで鳴らすのも、仕事のBGMと割り切り聞き耳を立てないなら、その差は気付かないかも知れない。

けど、好きな人の曲を集中して聞いている時にAirPlay2とHomePodダイレクトを切り替えたら、上記のレンズ価格帯の様な微差だけど、明らかな違いは出ています。

世の中の多くの人は、昔の私も含めて、Apple Musicのロスレスオーディオなんて無駄で、音質差は大半の人には分かるわけもなく、その割にはデーター量が多くても害がある位に思っている記事が多いけど、そこはやっぱり違いは明らかにあると感じます。

私自身、以前にはその様な記事を書いた記憶があるのですが、その時はAirPlay2とHomePodダイレクトの切り替えが慣れてなくて聴き比べも不十分でした。

個人の考えで書いてます

自分の価値観で、良い悪いと自由に語ります。
これが誰に対しても正しい意見じゃないです。
Amazon等リンクも参考程度で見てください。
リンク先のミスもあるかも知れないし、良心的なお店かどうか最終的な判断はご自身で確認してくださいね。

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