Apple Musicの空間オーディオが素晴らしいと言う話ばかり見聞きするのに、私はどうしてもそうは思えないで悶々としてました。その理由と思わられる記事を見つけたので。
私の環境はHomePodステレオペア
iPhoneで操作してHomePod(初代)のステレオペアから直接のストリーミング再生する事で空間オーディオを再生させてます。
ここで注意すべき点は、iPhoneからHomePodを操作するタイミングなのか?しばしばiPhoneからHomePodへAirPlay接続されるので、こうなると空間オーディオにならないから要注意。
そこに気をつけてHomePodで空間オーディオ再生して、Apple純正環境で、Apple Musicの意図した空間オーディオ環境だと思うのに、空間オーディオ対応曲の99%の曲は私の感覚だとステレオよりイマイチになる。
空間オーディオで気に入らない時は、Spotify premiumや YouTubeミュージックpremiumの同一曲のステレオ再生と比較するのだが、間違いなくステレオ音源の方が音質も楽器類の定位も素晴らしい。
AirPods Pro2でもダメ
私のHomePodは初代だからダメかもしれないと思いつき、AirPods Pro2による空間オーディオを試してみる。
こちらもHomePodの時と同じで、Spotifyや YouTubeミュージックでステレオ再生して方が良いと思う。
またHomePodは初代でも空間オーディオ対応は明記されている。
製作者の環境が追い付いてない?
空間オーディオは新しい技術だから製作者の設備や経験値が追い付いてない?とか思って、追いつく日を楽しみにずっと待ちながら、新しく空間オーディオ対応曲がリリースされると、私は毎日の様にテストしていた。
でもほとんど毎回同じ印象でステレオの方が良いと感じる。稀に空間オーディオの方が良いと思う曲もあるが、圧倒的に少ない。
Apple Musicの空間オーディオが変に感じる原因はこれなのか?
ネットでApple Musicの空間オーディオで調べても大半の記事は空間オーディオをベタ褒めしている記事ばかり。
だが、私の肌感覚とは合わないので前々から疑問だった。
でも、この記事を見て理解出来た。
この記事を見ると、以下の理解が出来た。
- Dolby Atmosと「Apple Musicの空間オーディオ」は完全一致では無く、Apple独自の部分もあるらしい。
- その為、製作者側が Dolby Atmosを意図した音作りした曲は、Apple Musicの空間オーディオで再生すると製作者の意図通りには再生出来ないらしい。
- その点、Amazon music unlimitedは Dolby Atmos準拠らしいので、その問題は無いのかも知れない。
- 製作者側がApple Musicの空間オーディオにもバッチリ合っている音作りをするとなると、その為に別バージョンとして作る必要があり手間が増えて大変らしい。
- しかしApple Musicのユーザー数を考えると無視する訳にも行かず、何とかしようと頑張ってくれてはいる様子。
しかし私が今更Amazonミュージックに切り替えるのも面倒臭いし、そもそもApple純正環境に囲まれているのに、スピーカー環境からAmazon系に買い換えたくなる浮気するのは更に面倒臭いからAmazon浮気は今は考えて無い。
素人感覚として
ステレオ、 Dolby Atmos、Apple Music空間オーディオ、そんなに何度も作るのは大変な作業になるなら、音楽はステレオだけにして、 空間オーディオ系は映画の世界だけにしたら良いのにと思ってしまう。
例えば、ピアノ曲を空間オーディオでAirPods Pro2で聴くと、私の頭がグランドピアノの真下に入って聴いている定位になる。
常識的に、ピアノコンサートでグランドピアノの下に寝転んで聴けるなんて無い。
ピアノの音は前方から聴こえてこそ自然なコンサートだと思う。
自分の頭を中心点として音に囲まれるのは映画の世界だけで、音楽の世界では違和感では無いかと素朴に疑問を感じている。
そんな文句をApple Musicに語るなら、Apple Musicの設定から空間オーディオを無効化にすれば良いのだが、Apple信者としてなんと無く悔しい。
そもそもApple Musicを辞めてSpotifyに専念したら?と言われそうだ。
しかし、Apple WatchやHomePodとの利便性に関してはSpotifyより YouTubeミュージックよりApple Musicに部があるので簡単にはやめられない。