今まで新旧Lightroomで全体をシンクロしていた
私は長らくLightroomとLightroom classicを1TBの範囲内で全体を同期して使ってきました。
シンクロ利用する理由は大きく二つでした。
理由１：自由自在にいつでも使える
同期した理由はLightroomの1TBのクラウド範囲内であってもiPhone、iPad、Macで自由な場所からLightroomの作業を行える利便性と出先でカメラからiPhoneに取り込む事で帰宅してからLightroom classicにSDカードリーダー経由で入れ直す手間から解放されるからです。
理由２： Mac版classicの使いやすさは残す
どこでも使いたいだけならLightroom classicは不要になるのですが、Mac版として考えた時には、新しいクラウドベースのLightroomとLightroom classicを比べると使いやすさは圧倒的に差があって、私にはLightroom classicが良い。
Lightroomのどこでも使える利便性と classicの操作性を両方とも捨てがたいので、そうなると許される手段は両者のデーターを同期するしかない。
同期断念した理由
MacBook Pro14インチにしたら、それから数ヶ月間、ずっと両アプリのデーター同期は使えなくなったまま治らない。
原因は不明ですがLightroomと classicの同期を実行すると約２０分程度の同期でメモリーが不足してMac自体が使えない状態になってしまう。
この再現率は１００％で、Lightroomのエコデーターの場所を内蔵SSDにしても、USB HDDにしても、USB SSDにしても同じ。セキュリティーソフトを入れても入れないでも、マックの購入状態に戻してのLightroomだけの状態でも再現します。
LightroomとLightroom classicは各々個別で使うならばM1Proプロセッサーに対応されていると思うのですが、両者の同期を行う場合に走るプログラムにおいては、何か致命的なメモリーリークが生じてないのでしょうか？
Adobeサポートに相談しようかとも思ったのですが、これだけM1、M2プロセッサーのマックが普及した現時点（2023/03/19）でも再現率１００％の問題を放置している事自体が不思議です。私個人の問題であれば初期化してLightroomだけの状態なら再現しないはずですが１００％でした。
あるいは私のMacBook Proのハードウエア故障なのか？
しかし、このシンクロ作業以外でメモリー不足に陥ることは一回もなかったので、メモリーやメモリーコントローラーなどのハード的な異常があるとは思えない。
ちなみにIntelのiMac（インテルの最終型のiMac）では同じシンクロ作業は全くメモリーエラーにはならないので、私の手持ちの環境だけでいえば、インテルMacは大丈夫でM１Macだとメモリーがなくなってしまう状況です。
考察
私以外の人が困ってないとしたら何故だろうと推測してみた。
もしかしたら、１TB全域の両者のシンクロしようとする人が少ないのではないか？
同期すればクラウドの利便性と classicの操作性の両立が魅力ではなるものの、プロカメラマンやハイアマチュアはデーター量が半端ないので、クラウドを何テラも追加購入しても焼け石に水だから全域のシンクロは不可能なのではないか。
そもそも大半のユーザーはシンクロは行ってないのではないか？
実際、LightroomとLightroom classicの全域をシンクロすると、最低でもMac本体に1TBの空き容量が必須になるので、実際にはMac本体のストレージは最低限２TBのMacが必須になる。
今現在はMacもSSDモデルばかりだから２TBのSSD実装モデルはそれなりに高額になってしまう。
外部SSDにシンクロ領域を取ることも可能だけど、それはそれでMac起動時の認識遅れなども考えると面倒臭いし、MacBook Proのような機能性が魅力な機種だと外部接続SSDが常時ぶら下がるのは好ましくない。
この件、気乗りしたらAdobeさんに質問するかも知れなが、今日の気持ちはシンクロしないだけ。
つまりLightroom classicは使わないことにしました。
容量がクラウドで不足している過去の写真や適当な写真は外部SSDに入れて、アクセスはAdobe bridgeを使うことにします。
Adobe bridgeならば使うときに素直に繋ぐだけの話ですが、Lightroom classicはカタログの扱いが微妙なので常時繋ぎっぱなしに出来ないノート型の場合はイマイチな気がするので。
どなたか、M1マックでLightroom classicとの全体のシンクロでメモリー不足にならない方法をご存知の方がおりましたらコメントお待ちします。
とりあえずLightroom classicは使わない
フォトプランの中でLightroom classicは主たる存在価値なので残念ですが、今更MacBook Pro14をやめてインテルMacに戻る気にはならないので、Lightroom classicは利用断念しました。
おそらく今後はLightroom（新しいの）とPhotoshopだけの為のフォトプランになりそうです。Adobe bridgeも使って見てますが、なかなか奥が深いというか使い方に慣れるのが大変そうで。
そろそろ発売開始されるのか？ピクセルメーターPhotoのMac版の出来栄え次第では、Adobeからの完全乗り換えも考えようかと思ってます。
