私は音質目的でAirPods Pro初代から第二世代へ買い替えた
私は15歳の頃から30歳くらいまで長期間オーディオマニアでした。
フルサイズのコンポで場所を取るので、一部屋オーディオ専用ルームになってました。
ケーブルの質、コンセントの取り回し、カートリッジ、スピーカー、ヘッドホン、アンプの電源、様々な事にもこだわって、音の違いを楽しんでました。
そんな私も今ではお手軽なオーディオ(HomePodやAirPods Pro初代)で妥協していたのです。
最近の私が唯一、もう一歩の向上を期待していたのは、AirPods Pro(初代)の音質がもう少しヘッドフォンレベルだったらなあ。でした。
それと許せないのはHomePod miniの音質ですかね。
AirPods Pro第二世代で聴き比べた
いきなり結論から先に書きたい!
初代のAirPods Proは、少々厳しく言えば見た目の通りのイヤホンマイクの音質だと思いますが、それでも初代でもイヤホンマイクにしては音が良いって感じでした。
第二世代のAirPods Proは、見た目に反して、音楽用のヘッドホン的な印象です。イヤホンではなく音楽鑑賞の道具になりました。
本体の見た目、形状、サイズは初代と第二世代で一緒くらいで、見た目では違いがほとんどないのですが、音質に関しては雲泥の差で正直想像以上でした。
この差はHomePod miniとHomePod初代(大きい)の音質差と近いですね。
私一人だけ第二世代へ買い替えだったのに妻も心変わり
妻は
私は音質にそこまで拘らないから初代から買い替えないよ
って言ってたが、私のAirPods Pro第二世代の音を聞いた途端、イントロを数秒聴いた程度の段階で顔色が変わりました。
パパ、私も買い換える。
AirPods Pro2の在庫を調べてくれる?
運よく、まだ在庫がある店舗を発見したので、速攻で取り置きを頼んで、妻のAirPods Pro2も即日で買ってきました。
音質にはうるさくない妻が、衝撃を受けるほどの違い。
ちなみに妻はApple Musicに入ってないのでCDリッピングした音源だけです。
当時、こんな高音質なAirPods Proが生まれるとは思ってないでのCDリッピングだったので標準音質で取り込んだのですが、その標準音質データーでも雲泥の差が出る第二世代の音質は素晴らしい進化。
いやはや驚きました。
iPhone14 Proとの組み合わせだから差が出たのではない
iPhone14 Proは最新型なのでBluetoothの通信もAirPods Pro2に合うでしょうからって話ではありません。
妻が試聴した自分のCDリッピングデーターが入っている、5年以上前のiMacから再生した音源だから昔のBluetoothで飛ばした音です。
それでも雲泥の差が生じるAirPods Pro第二世代の衝撃的な音質の向上でした。
おそらく、従来機種のiPhoneの場合でも、最新ではない5年前のiMacの場合でも、初代の AirPods Proから第二世代への買い替えは音質の差が大きい。
昔のフルサイズオーディオでもターンテーブルやアンプを買い替えずに、スピーカーだけグレードを上げるというアンバランスをやっても大きな差を感じるのがスピーカーだったので、同じようにイヤホンに対しても音質に影響が多大にあったのでしょう。
AirPods Pro初代から買い換える価値がある第二世代
私と妻の二人の共通の気持ちは、初代のAirPods Proがあっても、第二世代を買う意味がある音質の差でした。
もし主に聴く対象が音楽ではなく、電話の音声とかYouTubeで動画を見るだけだったら初代ので良いかも知れませんが、音楽の音を良く聴きたいなら迷わず第二世代を買って良いと思います。
AirPods Pro2の性能に気分も良くなって充電スタンドも
すっかり気分が良くなって、充電スタンドも買い替えました。
これまた素晴らしくて、もっと早くに買っておけばよかったですが、先日までMagSafe非対応のiPhone 11proだったので仕方ない。
ノイズキャンセルの違いも激しい
私は初代のAirPodsProで不満があったのはノイズキャンセルを使うと音質が激落することでした。
振動板が音楽再生だけじゃなく、外部ノイズの打ち消し用にも振動させるのだから音楽に影響があっても仕方ないと妥協しておりました。
だから外来ノイズが少ない時は積極的にノイズキャンセルをオフにしていました。その手間をかけるだけの音質劣化があるのが初代AirPods Proのノイズキャンセルでした。
ところが第二世代のAirPods Pro2ではノイズキャンセルをオンにしても音質劣化が感じられない。
むしろ静かな環境になる分だけ音が良く聞こえるほどの素晴らしいノイズキャンセルでした。
これならノイズキャンセルをオフにする必要性がなくなりました。