前回の経緯
見た目にも差があるレンズ保護ガラスの存在感
銘柄を書くと営業妨害になると思うので、保護フィルター?ガラス?の銘柄は書かないが、この写真のように見た目にはっきりと光が反射されている。
もちろん見る角度にもよるのだが、頻繁にこの程度の透明感の差が生じる。
スマホでは無くカメラ用のレンズ保護フィルターで話をすると、コーティングされた割と高級な一万円クラスのフィルターの場合は、フィルターガラスの反射は殆ど気にならない。稀に反射が気になる角度もある。
外光の大半がレンズに届く様に見える。
それに対して今回購入したiPhone14proの保護フィルターは、逆であり、ほとんどの角度で見た目に明確に反射する。
稀に反射が気にならない角度がある。
これほどに反射ばかりしてスマホカメラ程度と言えども撮影結果にに影響が出ないのか?
レンズの至近距離だから大丈夫と思いたいけど、たかがスマホカメラと言っても気になる。
これだけ白っぽく反射するってことは、逆に言えばカメラの内部に到達するはずの光が、これだけ大量に弾かれているってことだし。
右がカバーガラスありのレンズだが、明らかに白い反射が激しいガラスフィルターが乗っているのが明白だろうと気にはなった。
保護ガラスが奥のレンズを見せないように反射するのだから、逆に言えば、景色から飛び込む光を沢山反射して、撮像素子に届く分量が減っているような気がした。
レンズ保護ガラス有無の結果
- 左はレンズ保護フィルターありのiPhone14proで撮影したコールマンのランタン。
- 右はレンズ裸剥き出しのiPhone14proで撮影したコールマンのランタン。
色味が変化したのは、逆のレンズ側からの反射光が撮像素子に届かなかった想像と一致する。上のレンズの写真参照してください。
ランタンの写真で比較
画質はネット用だから相当落として掲載してますが、それでもクリックで少し大きな画像にできます。
こちらのサムネイル的な写真でも分かる程度の差が出てます。
まず、フィルターの有無以外は同じ条件で撮影したつもりですが色味がフィルター付きだけが暖色になっている。
ランタンのホヤ(光る部分のガラス)の存在感が違う。
ホヤの輝きが違う。
金属パーツの輝きが違う。
傘の上の埃のリアリティーが段違い。
私の結論はレンズは保護しない
この写真の程度の差が全てのシーンで出る訳ではないが、かなりの頻度で差が出ている。
その場合は傾向が同じで、色味の差、輝きの差が出ている。
比較しなければフィルター付きのiPhone14proの写真もかなり良いとは思うのだが、比較して差を知ってしまった今となっては耐え難い。
綺麗に撮りたい時はLeica Q2を使えば良いと言われたらそうだけど、でも必ず手元にLeicaがあるとは限らないので、そんな時に出来るだけ性能発揮したいと思ったらiPhoneのレンズにはフィルターを装着しないのが良さそうだ。
もちろん、良いフィルターも販売されているのかも知れない。私が購入したフィルターはiPhone14pro用のレンズ保護品では平均的な価格帯だった。
ちょっと見た印象では、あまり高価なフィルターは無いようですが、もしあったら買って試すかも知れない。
因みに、私はLeicaQ2はレンズ保護フィルターを付けてます。
話は矛盾する様ですが、LeicaQ2の前玉に傷つけた時の修理費用はレンズ全体を買い直すの?レベルなので、コンデジとして気楽に持ち歩くには私には無理だった。
その代わり、フィルターにはLeica純正の高級品にしました。
こちらのLeica純正ポーチもお出かけの愛用品です。
選択した理由は、せっかくのコンデジらしいサイズをケースで巨大化したく無いので、これなら殆どカメラのサイズ感。
デザイン質感もLeicaらしい満足感。
レンズフードにキャップもした形で収まります。