ライカQ2とGitzoトラベラー三脚（GK1545T-82TQD）

セットしたらこんな感じ

強度抜群なGK1545T-82TQD

この三脚(GK1545T-82TQD)に一眼レフカメラと大きなレンズをセットすると、見た目的には、三脚としては華奢に見えるスリムなGitzoトラベラー三脚です。

上の写真は一眼レフではなくLeica Q2を載せてますが、Nikon D850に大三元のF2.8標準ズームを付けても大丈夫でした。
大丈夫と言うのは、乗せられたと言う意味ではなく、ゆらゆらしないし、がたつかない程度の対応力がありました。

スリムなトラベラー三脚だから見た目は華奢ですが、Gitzoの性能は見た目に相反する筋肉質でした。

小型軽量を追求するトラベラー三脚でもジッツオはすごいですね。

この細く軽いGK1545T-82TQDにライカQ2をセットすると、一眼レフと違って見た目のバランス的にも最高です。
大きさや太さの面でもバランスが良く見えますが、高級感というデザイン的な部分でもQ2とGitzoデザインはマッチすると思ってます。
更に、三脚としての強度はQ2相手だと有り余る安定性となります。

この三脚はライカQ2との組み合わせが一番好きです。

Gitzoトラベラー三脚の相性で私が好きな点

付属自由雲台の使い心地

私はこのボールとツマミの使い心地が大好きです。

この手の自由雲台は、購入するモノによっては、動きがカクカクして危ういと思われがちですが、さすがGitzo品質でQ2程度の重量とサイズであれば、ツマミをキツく閉めるまでもなく安定した固定が可能です。

ボールの動きも締め付けトルクに対応してスムーズに変化するので怖くないですし、私はこの組み合わせを使い始めて2年以上ですが、Q2が不意にカクンとなった経験は皆無です。
ただし、D850に大三元標準ズームの場合は、締め付けトルクを緩くした際に一度だけカクンとして焦ったのですが、標準ズームといえどもF2.8だと長い上に重いので、バランス的に致し方ないと思ってますが、キチンとネジを締めれば一度も不用意に動いた事は有りません。

見た目がベストマッチ

GK1545T-82TQDは、大きさ、太さ、全体のデザイン、良い質感もQ2にベストマッチすると思う。

付属のアルカスイス互換プレートがQ2に質感が合う

その見た目の中で、付属のアルカスイス互換プレートがQ2のボディーと見た目と質感がバッチリです。

このプレートは見ての通りで金属素材そのものだけで出来てます。
ライカQ2もボディー全体が金属質感で、この組み合わせはとても似合ってます。

Q2のブラックボディーの色とも合っている感じです。

人によっては、もしかするとQ2の底面の金属部分に、このプレートを脱着する際に金属同士が擦れてスリスリ音がして気になる方もおられるかも知れません。

黒板を爪でイタズラした過去を思い出します。そこまでの音では無いけれど、キズが付かないか？気にされる方はいるかも？

ただし、私が2年間使っている範囲では双方とも塗装の剥がれもなく大丈夫でした。

傷など付いたら嫌な場合は、プレートだけ別なものを買うのが良いかも知れませんが、私はとりあえず、付属のプレートでQ2と似合っているのでお気に入りです。

まとめ

Q2で大金（私にしては）使った上に、トラベラー三脚で１０万円をこえる出費はどうかと思いましたが、買って後悔なしの良いものでした。

今まで中途半端な価格帯の三脚を何台も買い直して来ましたが、脚の長さの調整、固定、伸ばした時のたわみの少なさ、軽量、雲台の精度、見た目の美しさ、どこからどう見ても価格相応に価値のある三脚だったと思います。

耐荷重もちょっとゴツい三脚並みにあるし、本当に良い選択でした。

Q2専用って物ではないけれど、Q2との相性抜群だと思うのでオススメです。