フォトショップは長年の苦手意識が強かったが
私はフォトショップの実力は感じることがあっても、使い易さに対して苦手意識が強かった。
入門書は20年くらい買い漁ってPhotoshopを学ぶ意思はあったのだが、本を読んでいる最中はなるほどと思うけど、実際に写真加工する段階になると、メニューが複雑に感じてゲンナリするのだった。
理解したはずの機能を呼び出せずに疲れ果てて頭がボーッとする。
ついにphotoshopを閉じて、Luminar4、Luminar AI、Luminar NEOなどで作業を再開するのが常だった。
そもそも私が写真をいじるのは、大半が妻の顔を綺麗にしたり、明暗さのミスを補正するだけなのでphotoshopを使って最高の出来栄えを目指す時間があったらLuminar NEOで簡単に終わらせたほうが幸せだったのだ。
とにかくPhotoshopの場合は操作性だけが嫌いだった。
なんでも出来る代償として、自身の手で操作する細かい作業が必須だったように思う。
さすがプロ仕様だよね、でも俺には面倒臭いぞって気持ちがあった。
もっと言えば、私はフォトプラン1T契約の料金を払う理由の99%がLightroomClassicとLightroomとクラウドに対しての支払いであって、本当は目玉アプリであるはずのPhotoshopは1%くらいの気分だったのだ。
ニューラルフィルターでPhotoshopの出番が増えた
正確にいつからそうなったのか定かではないが、気がついてみたらPhotoshopを使っている日が多くなってきた。
一番の理由がニューラルフィルター
メニューのこの赤丸の部分に入っている目立たない機能がニューラルフィルター。
おそらく昔はなかった機能だと思う。
おそらくと前置きするほどに私はPhotoshopを使いこなしてなかった。
従来Photoshopと言えば何でもかんでも出来そうな代わりに、操作は素人には難しく覚えにくいものだったと思う。
車で言えば昔のマニュアルミッションの尚且つスポーツカーはクラッチ操作に慣れている人でもスタートでエンストするけれど、乗りこなしたら抜群に速く気持ち良く手足のように走れるものだった。
スポーツカーだと私は数十年前の車だがホンダのCR-X Siが好きだった。
photoshopも使いこなせたら凄いことが出来るとしても、乗りこなすのが面倒だったのが最近までのバージョンだったはず。
それがニューラルフィルターがあれば、Photoshopの性能はそのままに、操作性がまるでLuminar NEOですか?って感じにポートレートの補正が出来てしまう。
ニューラルフィルターを起動した次の画面
こんな感じにポートレートやノイズ削除の便利機能がある。
従来のPhotoshopなら手作業で使いこなす中でやっていたであろう作業がメニュー操作だけで簡単に出来てしまう。
私がPhotoshopのニューラルフィルターが好きな点は、
- 複数人が写った写真の中で誰の顔を美しくするかを選択簡単な点
- 仕上がりがPhotoshopだけあってまあまあ自然に出来ること
- そして操作性がPhotoshopとは思えない簡単なこと。
特に一点目に対しては、類似アプリだと顔は手作業でマスクしたりする必要があったり、顔認識しても全員同時だったりするのに、Photoshopでは簡単操作で誰を綺麗にするかを選べる。
類似するアプリの大半が結果がやり過ぎ感満載の結末になってしまうけど、Photoshopだとデフォルトの設定でまあまあ自然な範囲だと私は思えた。
少なくともプリクラ感はない(笑)。
今年も継続課金の決意で良かった
最近のブログで迷ったけれどAdobeのフォトプラン1TBを継続契約に決めたばかりですが、やっぱり継続して良かったと思える使いやすい機能です。