Leica Q2と出会って以降はスペック競争を抜けた幸せ

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Q2購入して3年くらい

私の過去のカメラ遍歴40年間は新商品が出たら飛びつくタイプだった。
発売前から雑誌の新商品情報を調べ上げて、スペックがどう向上したのか?
性能なんて使いこなせてもいないのに、下手をスペックでカバーの気持ちで目を皿のようにして眺めていた。

自分のカメラよりスペックが向上した新商品が出たら、買ったばかりの手持ちのカメラが途端に陳腐化して見えてしまった。
次世代製品の発表前日と当日で私のカメラの価値は微塵も落ちてないはずなのに。

そうなったら昔ならNIFTYサーブの「売ります掲示板」に出していた。
買って数ヶ月のカメラが二束三文になるけど新商品に心奪われて手持ちカメラに見向きもしないで売っていた。

近年、ヤフオクやメルカリなど販売方法も増えてきて、NIFTY掲示板時代よりは少し売りやすくなったけど、大半のカメラが買った直後から二束三文になるのは同じだと思う。ライカは売ったことがないのでわからないが。

そんな感じで何十年間も無駄にスペックを追い求めていた私が、Q2からは新商品の噂投稿を見ても気にならないし、内容を見たとしても何も響かなくなった。

もちろん、NikonもCanonもFUJIFILMもLeicaも新商品の情報を見れば素晴らしいと思うのだけど三年前までの私とは違ってスペックが気にならないし機能向上も気にならない。

デザインに関してはQ2とD850がラブ過ぎるので当然、新商品が出ても羨ましくない。

完全にスペック競争、新機能競争から抜け出せた感じがある。
この気持ちはQ2買ってすぐの段階から他社の商品発表時に薄々感じていたけれど、さすがに3年間も浮気心が出ないなら本物だと思った。

そんな競争から抜け出した景色とは?

Q2と出会うまでの私は常にドキドキしていた。
最新スペックのカメラをやっと買っても、数ヶ月すれば片遅れになったり、噂でも出て来たりして、気が気じゃないって気持ちだった。

買うまではワクワクなのに、買った途端に不安になるみたいなバカみたいな物欲生活だった。

それがQ2との出会い以降はこんな感じ

LeicaQ2
LeicaQ2購入時の写真

スペックに興味がないから、ネット噂情報を見る時間が激減して自由時間が増えた。

売る気がないから、今あるカメラを思いっきり使えるようになった。
(昔は一年未満で売る前提だったので、傷を付けないように商品として取り扱って楽しめてなかった)

自分のカメラの長所ばかりが目に付くようになった。
(昔は妻に対しても自分に対しても、買い換える言い訳も必要だったし粗探しが得意技だった)

ライカQ2のみならず、連動してNikonもOLYMPUSも手持ちカメラの良い点ばかり見える視点になった。

この先に噂のLeica Q3が出ても揺るがないのか?

それは実際にQ3の全貌が明らかになってからじゃないと分かりません。

しかし、今までの噂で私にも聞こえているような、Q2より一層の高画素化、スマホ連携の向上、ケーブル接続での利便性向上くらいなら、Q3にも全く揺るがない自信があります。

ただ、私の経済力が仮に財団のように圧倒的で使っても使っても減らない状況で、家の中に大量のカメラを保管する防湿庫専用ルームでもあってと言うなら全メーカーの欲しいカメラもレンズも迷わずゲットしたいと言うのが本音ではあります。

あくまでも私の現在の経済力と住宅事情と実際にカメラを使う頻度も考えると手持ちのカメラ達で大満足で、新商品スペックにもブレない幸せな環境に至ったと思います。

偉そうに語ったけど、20代から50代前半まではカメラ物欲に追われていたので、30年目を浪費してやっと落ち着いたって感じです。

自分自身も落ち着いたけど、デジタルカメラの性能も個人的には充分すぎるレベルになったので、この先のスペックに興味がないってのも私が悟ったからではなくて、製品が素晴らしいレベルに到達したってのがメインなんでしょうね。

私が今、防湿庫から頻度よく持ち出すカメラ(Leica Q2、Nikon D850と純正レンズ達)は特に本当に大満足で不満がありません。

カメラ買い替えが終わるとお金が減らない

こうしてカメラの買い替えが終わったらお金が減らなくなりました。

その理由はもちろん毎年の新商品カメラを買わないから当然ですが、それだけじゃなく、新しいカメラボディーを買うと実は連動して目に見えないお金が沢山浪費されていたようです。

専用バッテリー複数本、急速充電器も家の中の随所と持ち歩き用に買う、マウントが変わればレンズ資産も変わるので更に影響は大きい、カメラのボディースーツなりケースも新調する、ストラップも似合うものを買う、記録メディアもその最新カメラに最高の組み合わせで最新スペック、高画素化するとSSDやHDDも買い換える、高画素モデルだとMacのスペックも更新しないとダメになる、レンズの保護フィルターも高性能品へ買い換える、カメラの買い増しだったら防湿庫も買い増しする、新しいカメラに関連したムック本も最新カメラだと出るからそれらも毎年沢山買い漁っていたなあ。本を沢山買った割には上達しないけど。

毎年の最新スペックカメラを買うと言う事は、カメラ以外にもかなり高額なお小遣いが必要だったんだと終わってから気が付きます。

かつて買い替えラッシュに追われていた時代は、これら本体以外の浪費は見て見ぬ振りしたり、本体を買ったポイントを充当してとか誤魔化していたんだと思います。

それだけのお金をかけて、自分が幸せなカメラライフを送っているなら浪費ではないけれど、買い替え前提でソワソワしてた昔を思い出すと、買うまでの1週間、買った後の1週間の合計2週間くらいだけのワクワクでしょうね。
自分の為になってない買い物だったけど唯一、お店とかメーカーさんとか商品の買い替えで何んらかのお金が流れた人には無駄になってないけど我が家的には浪費だった昔でした。

今は私の浪費が減った分だけ、妻の靴とか洋服のランクが上がった気がします。
昔なら近寄らなかったようなお店に妻がお得意様になっている感じ。
私も物欲が終わって幸せに生きているし、妻も女性らしく物欲を楽しめている。
Leica Q2との出会いでスペック競争から抜け出して、我が家は幸せになりました。

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個人の考えで書いてます

自分の価値観で、良い悪いと自由に語ります。
これが誰に対しても正しい意見じゃないです。
Amazon等リンクも参考程度で見てください。
リンク先のミスもあるかも知れないし、良心的なお店かどうか最終的な判断はご自身で確認してくださいね。

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