前回は偶然な比較ブログだった
こちらが前回の適当すぎる比較記事です。
今回は被写体が小さなラベンダー
前回は巨大な薔薇だからQ2のマクロでも十分な大きさに写りました。
でも、今回はマクロ性能を見たいので敢えて小さなラベンダーをチョイスしました。
カメラの設定も絞りは両方F8にセットしてます。でも、あとで思えばISO、シャッターなどはオートなんですが(笑)。
Nikon D850は60mmマクロレンズで元々が寄れるけど、Leica Q2はマクロモードにしても、小さなラベンダーの撮影となると寄りきれず、Q2お得意のクロップボタンにより75mm相当の画角にして撮影してます。
その為、元の画素数は同等レベルな2機種ですが、Q2は圧倒的に不利な画素数なので、画質の点では不利な比較記事になります。
撮影条件が分かりやすいように、写真は画面コピーとして撮影データも入れてます。拡大表示しても無意味な写真になってますが、元々画素数が圧倒的に差のある比較なので、今回はQ2の簡易マクロとクロップで本当のマクロレンズと似た事が小さなラベンダーにも使えるのか?のご紹介です。
Q2マクロで撮影した距離感
Q2マクロに更に75mm相当にクロップ
ラベンダーのサイズ感を伝えるために、レンズキャップを一緒に入れました。
75mmにクロップすると、やっと小さな花に対してもマクロっぽいサイズ感に達しました。
当然ですがセンサー画素数は大昔のデジカメのように少なくなってます。
念のためにラベンダーだけ目一杯大きく撮影してこれが限界
最後にD850+マクロレンズ
Q2でマクロ+クロップで限界まで寄ったよりも大きめに簡単に写ります。
そしてラベンダーの花のモフモフした毛が生えた感じもNikonマクロレンズの解像力の方が鮮明に写せていると感じます。
花の生命力というか美しさも本物のマクロの方が上手だなと思いました。
比較しての感想
私の比較は、今回も適当な要素がありました。
撮影時の手振れなども毎回違うでしょうから本当にフェアな比較ではないのですが、それを前置きした上で書きますが、ラベンダーのような本当に小さな物を写す場合、ライカQ2のマクロモードでは物足りずにクロップが必須な小さいものには素直にD850と本当のマクロレンズで撮ったほうが良いなと思いました。
ただ、バラくらいの大きさがある場合、お料理の写真、そのくらいであれば普通より寄れたら十分な場面なら敢えてマクロレンズを付けたカメラを持ってこないでもQ2の簡易なマクロモードでも私には十分でした。
またライカQ2のクロップモードは画素数が激減するという弱みがありますが、お料理や花などの記念撮影的な目的の場合はむしろ画素数が減って容量が軽くなるのはメリットでもあります。
毎日のおうちご飯の写真はおいしい料理の記録であって、わざわざフル画素数で保存するまでもないからです。
なんだかんだで、日常の写真ならQ2は便利だと改めて思うと同時に、本当に小さなものを撮影する際は最初からD850にマクロレンズでやろうと思った次第です。
ライカQ2のマクロ切り替えは便利な上に芸術的な動作(ギミック)です。
クロップボタンもQ2に溶け込んだ機能であり誤魔化し的なクロップではない気分で操作可能です。
撮影画角もLeica FOTOSアプリで見たらきちんと75mmとか表示されるので本当にレンズ交換したような気分です。