一眼レフの魅力が伝わるブログ発見

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私も同感だなあと思った記事

プロの写真家さん赤城耕一さんの「アカギカメラ」と言う記事をたまたま拝見しましたが大いに楽しめる記事でした。
デジカメWatchさんのサイト内にありました。

一眼レフの良さが伝わる記事

プロの写真家さんとして業務にはミラーレスが中心になっているご様子ですが、それでも業務外ではミラーレスのEVFよりも一眼レフの光学ファインダーを使われている心の動きが書かれてました。

年代が近いからか?私も本当にうんうんと納得する記事でした。

特に私も同感だと思う点

明るいところでは明るいファインダー

暗いところでは暗いファインダー

この一眼レフとして当たり前な事が、今のミラーレス時代には希少価値になっているんですね。
一眼レフ時代には、当たり前過ぎて、誰も良さなんて思っていなかった。
空気が吸えて当たり前のような、誰も意識してない部分です。

以下は私の素人考えですが

本物の被写体を見て撮影するのが一眼レフカメラの良さ

ミラーレスだと被写体を見ないでCPUが作り出したバーチャルを見て撮影する違和感

でも、この長所短所は、そのまま裏返しでもある

撮影結果を見ないで撮るからミスが出やすい一眼レフカメラの難しさ

結果が見えて撮影するミラーレスの利便性

一眼レフとミラーレスの長所短所の裏返しは全てに通じる

こうして見ると、一眼レフのリアルを見ながら撮れる楽しさ、ミラーレスの利便性。それが趣味性としては長所短所が逆転するパラドックス。

カメラに限らず、腕時計の世界でもクオーツ時計、電波時計は利便性が最高ですが、ロレックスなどの機械式時計の魅力は変わらない趣味性がある。

旅行でも実際に現地に出向くことにはリアルな良さがあるけど、今流行りのバーチャルな旅行体験も無駄がなく安全だし良さもある。

コンサート会場で見る生の迫力はリアルだけど、オンライン配信コンサートも便利で悪くないが、やっぱりリアルが良いかも知れないとか。

利便性を取るかリアルな感覚を取るのか?

結局は、趣味性と利便性は相反する部分があって、便利になるのは素晴らしいけど、趣味としての楽しみが減ってしまう。

これが一番近い実例かも?

そう言えば車の運転も若い頃は大好きだったけど、最近はそうでも無い。

それは歳のせいだけでは無い。

マニュアルミッションを使いこなすドライビングテクニック的な楽しみが無いからかも知れない。

ヒールアンドトゥ

ヒールは踵のこと

トゥは爪先のこと

この2箇所を駆使してシフトチェンジする時のクラッチ操作を複雑で上手に行うのがヒールアンドトゥでした。

私の若い時代の車にもATはあったけど、圧倒的にMT車が売れていて、ATに乗るのは女性でも珍しい方だった。
なぜならばATは性能が悪くて、燃費も悪くて、下手くそが仕方なく選択する車だったような(偏見かも)感じでした。

その時代、MT車の欠点と言えば、変速時のショック。

特に、コーナーに向かって減速中に行うシフトダウンが問題でした。

急カーブに向けて向けて急減速するにはブレーキから足を外すことが出来ない。

しかし、アクセルから足を外したままで3速から2速にギアを落とすと、エンジン回転数がアイドリング状態で2速に落ちるから強烈なエンジンブレーキが発生して、タイヤがロックしてしまったり、そうでなくても乗り心地が悪い。

ヒールアンドトゥとはこの瞬間タイヤの回転数とトランスミッションの回転数とエンジン回転数を手動で同期させるための技術です。

若い時代の私は、これを熟練するのに熱心でしたので、ペダルもそれに適したペダルに変えたりして、最終的には減速時の変速ショックがほぼ皆無な程度で上手に使えるようになってました。

それが、今では、ATの性能が向上して、私ですらもAT車しか買わなくなりました。

世の中でもMTは一部のスポーツモデルや軽トラに残っているだけで、それらのモデルすらもMTはあまり見かけないほどになっている。

燃費もすでにATが上回るような有り様で誰もMTなど買わないとしか思えないような時代がきました。
そう言えば、私がMTをやめた理由は燃費がATが向上したからでは無かったのを思い出した。

MTが珍しくなった時代になってもMTを乗っていたのですが、ホテルでフロントにキーを渡すタイプのホテルにおいて、夜中にフロントから呼び出された時があって。

理由は、ホテルマンが夜中の客の出入りによって、私の車を移動しようとして、MT不慣れな人がギアが噛んでしまってどうしようもなく、寝ている私にSOSでした。

幸いギアが噛んだのは軽くだったので、私が解決できたのですが、それが恐怖体験となって、当時はホテルを使うことが多い仕事だったので、MT車ではホテル、ガソリンスタンド、色々な場面で他人がMTが下手くそだと怖いと思う体験でした。

次回の新車購入からは私もATになったのがそんな経緯でした。

話がそれましたが、ATは便利だし、誰か他人が使っても安心してキーを渡せるけど、車の運転という趣味性が激減したのは間違い無いですね。

この先にカメラもミラーレスがますますシェアを拡大して、誰でもミスのない素晴らしい写真になって便利になると思う。
でも、その代わりに写真を撮影する行為が趣味としては楽しさ半減して、フルオートで撮影するのが一番上手になってしまうのかな?
そう思うとちょっと心配。

ヒールアンドトゥとは?の良さげな動画をカーナリズムさんで発見したのでリンクです

ここに来てNikonの一眼レフに惚れ直しているのも、Leica Q2の素晴らしいさに触れて満足しているからこその再発見だと思います。Q2に幸せと満足を感じていると、D850にも良い所ばかり目に付く様になりました。

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