こちらの画像はCanonさんのカメラ初心者教室のHPから引用させて頂きました
https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column6/
一眼レフとミラーレスの違いがとても良く表現されていて、私が下手な絵を書くより気持ちが伝わると思ってお借りしました。
一眼レフだと、被写体から届いた光がダイレクトに目に届く
この一眼レフ方式は、リアルな被写体の今この瞬間を見つめながら撮影が可能です。
もちろん、シャッターの瞬間だけは、ミラーが跳ね上がって、光がセンサーに向かっているので、その撮影された画像の光はファインダーには届きません。
でも、それまでの長い時間、被写体のどこを撮ろうかな?ぴんとはどうしようかな?絞りでぼけ味はどうしようかな?と考えてファインダーを通して見ている長い時間は、ずっとリアルな被写体からの光線を見ているのが一眼レフ。
このリアルな光が私は大好きだと思います。
ミラーレスは、一瞬前の録画を見ているような印象
私はミラーレス一眼で孫の撮影がつまらないと感じました。
どんなにシャッターボタンを素早く押しても、毎回、孫の表情が一瞬遅くなって撮れている。
そんな経験が多数発生しました。
ファインダーは液晶なので、実際はミラーレスカメラの撮像素子が受けた信号をCPUが解釈して、液晶ファインダーに出力した一瞬前に撮影された動画を見てシャッターを押しているだけ。
しかも、一瞬前と言うタイムラグだけの問題ではなく、ファインダーをのぞき込んで見ている映像は、実は孫を見ておらず、目の前に配置された液晶パネルを見ているだけ。
孫のきらきらした瞳ではなく、きらきらを電子的に表現した映像を見ているだけ。
ファインダーを見ている気持ちが乗ってこないのが、このリアルではない物を見ているからだと感じました。
ミラーレス一眼が世に出てから、何年間か、新型が出る都度、カメラ売り場に足を運んで今度こそ一眼レフ並に見えるファインダーのはずだとのぞいてみるけど、毎回ガッカリして帰ってきてました。
もちろん、EVFは撮影結果を見ながら撮れるのだから失敗が少ないし、視野率の問題もないなど便利なのは十分理解してます。
Leica Q2もそういう事ですし、国産ミラーレス一眼も同様にその点では素晴らしい。
それでも、私の好みはリアルな被写体を見ながら撮影したいんですね。
それが何年間か新型のミラーレスが出る都度見てきて思った結論でした。
この先に進化したEVFならば、タイムラグが認識出来ないほど高速になって、美しさも液晶とは思えないリアルな画像になるとは予想します。
でも、それですらもリアルな素通しの光ではないので、私はやっぱり一眼レフが捨てられそうにありません。
カメラの電源を切った状態でも、望遠鏡のように被写体を見る事が出来るカメラが大好きです。
Leica Q2は別腹
この記事を見ると、Leica Q2が大好きとか言いながらも、今ではD850に戻ったのかな?と誤解されそうですが違います。
今日現在2021年06月16日(水)も私の一番はLeica Q2です。
ただ、D850も相変わらず、それに近い立場で大好きです。
Q2はファインダーはリアルな光ではないが、かなり良い性能ですから、Q2の撮影時はお手軽で小型軽量でマニュアル撮影もやりやすいお散歩カメラだと思ってます。
D850は素晴らしいファインダーを楽しんで、撮影結果は帰宅してMacのLightroomで初めて見るフィルムカメラのような楽しさを感じるカメラだと思ってます。
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