Apple Music加入前に絶対に知るべきデメリット

前書き
Apple Musicの仕様は難解で、Appleサポートすらも何人もチェンジして、二週間くらい要して、やっと明確に出来たほど難しい内容でした。
この記事は、そんな内容を素人ユーザーの私の解説しているので、間違いだったりしても不思議ではありません。もし間違っていたら修正しますので、コメントを頂けたら幸いです。
私はデメリットを知ってもApple Music派
おそらくは結構辛口になりますが、私はアップル製品のヘビーユーザーです。
この先も問題のApple Musicを年間契約してます。
故に、Appleの敵ではありません。
むしろ、この先も安心して利用したいのでもしアップル関係者が見てくれた場合は、ユーザーの1人の視点ですが参考にしてもらえたら嬉しいです。
若い人には無縁のデメリット?
私が遭遇したデメリットにやられるのは、主として五十代以上の人で、昔からMacを愛用して来て、その過程でCDをiTunesに沢山入れて管理して来た世代が気をつけるべきApple Musicのデメリットです。
最近のサブスクリプション世代には問題が無い話です。
Apple Musicの事を、iTunes MatchのiCloudミュージックライブラリーまで包含するサービスだと誤解すると危険。
実は違うと気が付いた時点では、既に取り返しがつかない状況になってしまいます。
ただし、このデメリットは、Apple Musicだけで無く、iTunes Matchも併せてダブルにクラウドサービスに重複課金ですが、加入すれば、おそらく大丈夫です。(恐らくと書いたのは、私自身、この方式にしたばかり)
気をつけるべきは、Apple MusicのiCloudミュージックライブラリーが、iTunes Matchまで包含してくれると思い込み、iTunes Matchを解約すると、私と同じ悲劇を味わいます。
普通は、同じに見えてしまうクラウドに重複してお金を出そうとは思わないので危険です。
ちなみに、この件に気が付いてからiTunes Matchに追加加入しても手遅れですので、やるならApple Musicを加入する最初から両方加入すべきだったのです。
このDRM保護に関してApple Music仕様の危険性を明確に知った上で使うべきだった。Apple Musicも注意事項として大々的に明記して欲しかった。今現在は正直なところiTunes Matchは加入する入り口を探すのも大変で、Apple Musicしか存在して無いみたいな気配だし。
私の様な悲劇に遭わないで欲しい
悲劇とは、自分のCDから取り込んだ曲なのに、いつの間にかデーターの所有権は私の物では無くなる可能性が非常に高い事。
所有権が無くなると困る事が沢山あって、私の知る範囲だけでもこれだけあった。
1、iCloudから端末側にダウンロード出来ないので、外出時に演奏するとパケット浪費になる。
2、自分の個人資産だったのに著作権がApple Musicで保護されるので、異なるApple IDでは演奏できない
3、市販のMP3プレイヤーに入れる事が出来ない
4、自分の音楽なのにCDに焼く事が出来ない
5、一生涯Apple Musicをやめられない
このような自体に陥ります。
そうなる確率は相当高く、万が一の事では無く、アップルサポートによれば、自分のCDをApple Musicに取り込んだら、私の状態になるのが当たり前の事であり、これがApple Music仕様なのだそうです。
だが、そのような仕組みである事を、キチンと承知した上で加入した訳では無い人は多く無いでしょうか?
私の認識は、アップルはマニュアルを読まないでも使える優しい設計であるはず。
私と同じようにアップルに対して安心している人、ユーザーに優しい設計がアップルの良いところだと信じている人。のんびり屋がいるのでは無いでしょうか?
実際のところはApple Musicに自分のCDから取り込んだデーターの所有権はApple Musicに勝手に差し替えられてしまうのが普通だと知るのが遅かった。
そうなると覚悟して利用開始しないと私のように後になってびっくりします。
そこを、十分に理解してApple Musicに加入して、iCloudミュージックライブラリを利用しなければ危険だと感じました。
しかし、その所有権が勝手に差し替えられてしまう危険性が、注意喚起としてどこにも出てない。と言うか私が見える範囲には見つからなかった。
私の場合で、この一年で遅らく400曲から500曲は所有権を失いました。
Appleサポートの回答
CDからiCloudミュージックライブラリーにアップロードされた個人の音楽データーは、Apple Musicにマッチするデーターがある場合には、個人のCDデーターではなく、Apple Music所有の音楽データーに差し代わり、所有権もApple Musicに挿し変わります。
しかし、これはトラブルでは無く当初からの仕様です。
お客様にて加入前にバックアップを取るように、Apple Music加入時のリーガル文書にも記載されており、個人所有のデーターの所有権を失っても、バックアップの責任はお客様にあります。
ちなみに今更、Apple Musicに加えて、iTunes Matchに追加加入しても所有権の問題では手遅れだそうです。
CDからiCloudミュージックライブラリにアップロードしてマッチ作業が行われた時点で所有権が差し変わるので、今からでは手遅れだそうです。
リーガル文書について感想
私はApple Musicと言うかApple信奉者なので、契約時に自分の音楽の所有権がいつのまにかApple Musicに差し変わるなんて怖い仕様とは想定外でした。
ユーザーフレンドリーで取説不要なアップルさんとしては珍しいです。
長年のアップル信者としては、そんな疑いの目で、アップルさんのリーガル文書は見ないので、熟読したとしても所有権が差し代わるとは気が付かない事だろうと。
仮にバックアップは必須であると言う記述を読み取っていたとしても、リーガル文書に「事前にバックアップを取りなさい」と記載するのは、言わば今のデジタル時代の定型文のような話です。
このような所有権差し替えに対応する為ではなく、万一のクラウドの事故に備えただけの定型文で当たり前の事としか思わないで読み飛ばすはずです。
Apple Musicのクラウドに万一の事故があった時に、ユーザーでもバックアップしてあれば、鬼に金棒ですよね?程度にしか思わなかったのだろうと思います。
しかし、このリーガル文書の意味は、iCloudミュージックライブラリーにアップロードするCDデーターの所有権がユーザー所有では無く、Apple Musicに差し変わる事も含んでいる話だそうで、仕様として当たり前の予定通りの動作でした。
今回の曲を失ったのは、私の落ち度になるそうです。
契約文書にバックアップせよと書いたでしょ?
と言われれば、確かに、私の責任だとなります。
この失った責任が自分になってしまう事は諦めますが、その上で思ってしまう事。
万一に備えたバックアップだと思ってしまうジャ無いか。
仕様として所有権の差し替えが当たり前だと読み取るのは無理だった。
結論を知って私の悲しい愚痴
このApple サポートの回答を聞いて、私の回答した事、感想、グチは以下でした。
iCloudミュージックライブラリーにCDデーターを預けた私の目的は、
全端末でストリーミング再生が出来る利便性も目的の重要項目でしたが、もう一つの思いは、アップル社のクラウドに私物を預ける安心感でした。
自分でHDDを正副管理の時代を経て、色々考えた末に、アップル社のクラウドならば自社内でバックアップもとるだろうし信頼しての預入でした。
まさか、データー所有権がApple Musicに差し代わるのがデフォルトだったとは、思いもよらず、CDは断捨離して廃棄してしまった。
iMacのSSD上のデーターも領域を解放したいし、Time Capsuleの容量節約の観点からも、iMac買い替え時のリストアを極力iCloudから終わらせるためにも、クラウドをメインにしての運用に移行しておりました。
ハードディスクのミュージックフォルダの丸ごとのバックアップが外部HDDに残ってたとしても、昔のライブラリー構成に戻す事になる点では問題です。
その間の、例えば一年間の自分の音楽ライブラリーの充実、自分なりのライブラリーの変更の全て失っても良いと、バッサリと一年前に戻せるのか?
それよりも、この一年で既にApple Musicに所有権が差し替えられてしまった400曲から500曲を諦めて捨て去り、この一年のライブラリーの変更を重視するのか?
その2つの選択になります。
私の印象では、ハードディスクのミュージックフォルダのまるごとのバックアップが残っていても、その後の変更が自分でも分からないほど多いから、丸ごとバックアップを戻すことは実用性が無いに等しい。
あるいはCDが断捨離されず手元に残っていても同じように、現在のライブラリ構成に合わせて、所有権の差しかわった部分をチマチマと差し替える手間がかかる。
更には、そんな手間のかかる事をしても、また、少ししたら所有権がApple Musicに差し代わる可能性が高いので、そこまで含めて防止するには、最初の頃からiTunes MatchをApple Musicに重複して契約しなければならない。最初からそのような仕様であると加入時に注意喚起して明確にしておいて欲しかった。
Apple Musicのクラウドに預けたCDの所有権が差し代わると言う当たり前の事ならば、その注意喚起を誰にも分かるように記載してないのは、あまりにも酷いと思う。
私が所有権を失った400曲から500曲は、諦めるが、このような重要事項をわかりやすい形で明記してない体制では、この先も何が有るか分からないと思うと、安心してAppleライフを送れなくなるので、Appleを嫌いになるので改善して欲しい。
私がアップルの担当者であったならApple Music加入する前に、注意喚起の画面を出して、iTunes Matchをセットで加入するプラント、Apple Music単体でのプランを選択させると思う。
理由を知った上で、iTunes Matchにお金の価値があると思う人は喜んでセット購入するし、Apple Music単品で加入する人はリスクを理解しているのでトラブルにはならないはず。
ちなみに私が最初にそう言う契約内容だったら迷わずセットでiTunes Matchも使ったと思う。バックアップディスクを毎年買い換えて正副のバックアップを毎月のように取得して、とかするコストを考えたら、iTunes Matchは安いし便利ですから。
だが、既に大量の昔の古いCDを失った現在、今更iTunes Matchに加入するメリットは今の私にはもう無いです。
Apple Musicの注意点まとめ
こんな具合に無知無教養で多くの曲を失った私の経験から、同じような悲しい人を減らす為に、Apple Musicの仕様を整理します。
こんな私の書く事だから間違いもあると思うので、気を付けて見てください。
Apple Musicのクラウドに預けるCDの所有権はApple Musicれ差し代わる覚悟で預けるべし
Apple Musicのクラウドに預けたいし、所有権も自分のCDのままにしたい時はiTunes Matchの併用が最初から必要
Apple Musicの iCloudミュージックライブラリーはiTunes Matchを包含すると言う情報がネット上では目立つが、全く別物である
私の印象として、ですが、Apple Musicのクラウドで管理しても問題ないデーターはApple Music側の曲とiTunesで購入した曲だけ。
個人所有のCDが含まれている人は、iTunes Match加入必須とすべきだと思う。本来はApple MusicとiTunes Matchのセット加入だと思う。
しかしセット加入すれば安全なのか?今となっては私は確認は出来ませんので自己責任でお願いしますね。
私の今後の方針
これだけ多くを失って、Apple Musicは辞めたいのは本心だが、辞めたら所有権の剥奪された曲は、クラウドから取り出せないままで解約になる。
すると、その400から500曲が2度と聞けなくなる。
CDも古いので探して買うのも大変だと思う。
とりあえず、感情的には不本意でも、Apple Musicにこのまま契約続投してストリーミング再生だけは出来る所有権の無くなった曲を聞きたいと思います。
とりあえずもう1年の年額契約で、Apple Musicを継続のお支払いをするつもりです。
あれ?
ここまで書いて、今更気が付いた。
Apple MusicにiTunes Match併用無しで単品加入して、自分の大切なCDデータも預けると言う事は、一生Apple Musicを継続するくらいの気持ちで無いとダメだったのか(笑)
投稿者プロフィール

- 田舎のカメラ好き
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Leica Q2を田舎者が購入しようとしても、Q2もQすらも在庫も展示もどこにも在庫なく、見る事も触れる事も出来ませんでした。
展示品が無いとしても、せめて購入前提で実機を見て触れてから安心して購入したかった。
でも私はLeica Q2を買って良かったと思うので、田舎の仲間にシェアしたい。
ライカQ2の素敵なポイント。
買ってわかった素晴らしい部分をご紹介するブログです。
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