予備知識はあったが

Q2購入前からバッテリーは意外と持つと言う情報はネットで得ておりました。

しかし、所詮は液晶ファインダーの機種ですから、常時ファインダー(液晶)には動画を再生しているようなモノ。

常にリアルタイム動画をファインダー液晶に出し続けるCPUパワーと画像出力のエネルギーから、所詮は一眼レフのように長時間は期待できないと考えてました。

Q2のバッテリーはSL兼用の大容量

ライカ Leica 16062 [ライカ SL(Typ601)用リチウムイオン・バッテリー BP-SCL4]

ライカSL用に開発した高性能な充電式リチウムイオンバッテリーをLeica Q2でも使えます。

ソニーのRX1RM2用バッテリー比較でこれだけ巨大です。
RX1RM2は小型軽量を目指しているから仕方ないのですが、私はバッテリー交換頻度が高いのは面倒なのです。

一眼レフ機のD810並のバッテリーの持ちに感じるほど

Leica Q2購入前の私の予想では、Nikon D810と比べて体感半分の電池の持ちだと思ってましたが、実際に使ってみると、私の使うパターンではD810と同等か更に長く使える印象があります。
とてもミラーレス方式で常時ファインダー液晶に動画を更新しているとは思えないです。

しかもLeica Q2はD810を超える高画素なので、撮影による都度消費エネルギーも凄いはずですし驚きの持ちでした。

ディズニーシーで1日平気

最近、ディズニーシーに行って来ました。
朝10時から夜20時まで延々と遊んでました。
その途中途中270枚程度の撮影結果でした。

でも、バッテリーレベルは一目盛も下がってませんでした。

もちろん、こまめに主電源を切ったのですが、それにしても驚きました。

私の普段のLeica Q2の使い方

  • 静止画のみで動画は全く撮らない
  • 撮影する場所でのみ電源を入れて、撮影終了したら電源を切って移動する
  • ただし撮影場所にいる間は自分から電源は切らない(自動スリープは別として)

過去の他のカメラで同様に一日遊んだ場合

NikonD810(フルサイズ一眼レフ)

一眼レフは、ミラーとプリズムの光学ファインダーだからファインダーに電力は消耗しない。(メーター類は別として)

そのためシャッター稼働時を除けば、ファインダー見るだけなら電力消費は露出計測や距離計ですから下手すれば一々電源をオフしないでも1日遊んでました。

そんなラフな利用方法で、ディズニーリゾートで夜まで遊ぶと半分程度まで消耗していたので、予備1本は必須な気分でした。

Leica Q2ではアトラクション間の移動時は電源を切ったので、同等比較ではない点はご容赦を。

RICOH GR(APS-C)はバッテリー2本から3本使用してた

どうしても小型コンデジのバッテリーは持ちが悪く、撮影しないでも操作するだけで見てる間にゲージが下がり始めるモノでした。ディズニーリゾートには小型軽量の良さで何度も持ち込みましたがバッテリー管理が面倒なのと、屋内が暗くて綺麗に撮れないし、夕暮れ以降の暗所になるとフルサイズセンサーほど綺麗に撮れないのがネックでした。

ソニーRX1RM2(フルサイズのコンデジ)はバッテリー3本でも一日中はダメ

この機種は小型軽量を最大の売りにする機種なのでサイズ最優先した結果で致し方ないですが、電源オンしてメニュー設定などしている間にもゲージが一目盛下がるなんて普通でした。

予備バッテリー含めて三本体制で1日の遊びに行っても油断できない。
いざとなったらどこかで充電するつもりで急速充電器も持参したほどでした。

まあ、昔のフィルムカメラだったら24枚で1日の観光を間に合わせていた事を考えると、撮影可能枚数としては素晴らしいんですけど、デジカメとして気軽に撮りたいと思ったらちょっとでした。

Leica Q2は最高長持ち

一日中、ディズニーシーで遊んでいたのに、バッテリーレベルはフルのまんまで終了。

私はD810と大差が付くと信じていたので、予備バッテリーも2本買って、合計3本体制で望んだディズニーシーでしたが、この感じだと日帰りのディズニーリゾートや一泊二日程度ならばバッテリー1本だけでも大丈夫かもしれません。

合計3本にするのに、Q2大人気でバッテリーが品薄だった当時、買う為にどんだけ苦労したか?

苦労と言っても、なかなかヨドバシに入荷しないから、それだけの話ですが、価格的にも国産カメラのバッテリーの倍くらいするし。

多分、3本にするまで入荷待ち数ヶ月待ったような?

3本でも無駄ではない

ところで、これほどロングライフなバッテリーだと、3本も無駄な投資か?と言えば、一瞬そう思ったのですが、3本体制はアリだと思います。

Q2でも本数は多いに越した事はない

最近の国産コンデジの多くはUSB充電に対応ですが、ライカQ2は本体も充電器もUSB充電には対応してません。

USB対応していたら最近の車はUSB端子が標準装備だから車内充電にも困らないし、旅先のホテルでもUSB充電ならばiPhoneやiPadの充電器と共用して充電可能です。

しかし、それが出来ないライカQ2の場合は、自宅で充電されたバッテリーを旅行に持ち出すしかありません。

もちろんライカでも純正のAC100Vの充電器を持ち出して、カー用品のDC12V→AC100V変換器を買えば車内充電も可能だし、旅先の宿でも充電可能ですが、物が増えるのも嫌なので、今回買った合計3本のバッテリー体制ならば三泊程度の旅行までは安心だと思います。

それに、日常のQ2を持ち出す場面でも、その時点のバッテリー残量を気にしないでも、+1本持ち出せば超安心です。

と言う事で、妻には3本体制は必須なのだと言う事で了承を得ました。(笑)