一言で言えば、カメラの持ち出し回数が増えた。
お気軽なコンパクトで軽量なカメラなのに写る結果は重くて大きなフルサイズ一眼レフ以上なので持ち出しがいもある。
偶然の即ゲットから2年
私は、2019年7月頃にライカQ2を買ったのですが、その出会いは偶然でした。
本当は買うか買わないか?迷っていただけでしたが、いつもの家電量販店のいつもの店員さんから
今なら買えますよ!
「タイミング良く、キャンセル品が出ました。」
「今なら、待ち時間無しであなたにお売り可能です」
新品未開封のQ2
それが地方の私が今すぐ買えるチャンスだった。
馴染みの店員さんに言われてので、長年、良い買い物をさせてもらっている信頼する人だったし、Q2納期を質問した私が、その幸運に躊躇するのも恥ずかしいし、これ逃したら、当時は数ヶ月待ちが当たり前のライカQ2だったので、この千載一遇チャンスは「買え」と言う神の声だ!と無宗教の私ですが購入しました。
2年経過しての再々レビュー
2年目のレビューだから少しは残念ポイントも絞り出してみた。
Q2と偶然の出会いから約2年経過した今の気持ち。(2021年5月25日)
良い点
- 2年使っても飽きの来ないデザイン
- 今でも一箇所も粗が見えない隙も妥協も全く感じない設計
- 進化の速度が速いデジカメ業界ですが、購入2年した今も見劣りしない性能
- 毎日のように使ってますが、レンズ内にチリは微塵もないのでサスガ防塵防滴。(某一流メーカーの防塵防滴でないレンズは毎日持ち歩いていたら、2年で細かいチリが入って下取り査定で影響した経験あり)。
- カメラのファームウエアもiPhoneアプリ(Leica FOTOS)も、時々アップデートがあって、その都度、また嬉しいことがある。
- Q2は見た目マニュアルカメラに見えるくらいなので、マニュアルでの操作性も良いので、一つのカメラでフルオートとマニュアルと二種類の楽しみ方ができる。
この点を補足
D850も当然マニュアル操作は可能だが、ダイヤル自体に意味が固定されておらず、今はこのダイヤルは絞りダイヤルね!、このダイヤルはシャッター速度ね!と仮に割り当てただけ感が満載である。
私の場合はこれだと分かりにくくてフロントとバックのダイヤル間違えるし、なんか気分が乗らない。今現在のシャッタースピードなどの数値刻印も無く、本来は機械任せで良いところを、わざわざ指で可変する「なんちゃってマニュアル感」。な気がしてしまう。(きちんとマニュアル撮影している方は素人の戯言とお許しください)
本当にちょっとだけ残念
- 液晶ファインダーは便利ではあるが、M型のような本格レンジファインダーと違うし、Nikon一眼レフの素晴らしいプリズムやミラーを介したリアルな撮影前景色とも違う。
そのEVFライクな気配を間違いなく感じてしまう。十分に素晴らしいEVFだけどNikonで慣れ親しんだ一眼レフのファインダーが美しい。 - どう言うわけか?ライカQ2はムック本?Q2だけの専門の本が一冊も出ていない。ほとんどの人気カメラの場合は数冊はあるのにQ2は今まで一度も出会ったことがないのが寂しい。
- どこに行ってもQ2またはQ仲間を見たことがない。
- iMac2020のultimateに近いモデルでも、Q2で1日観光した程度のスナップ写真データーでも、Lightroomの取り込みは待つ気も起きないだけ待たされる重さになる。
- 更に、私の場合はクラウド版のLightroomに取り込んで、それがクライド経由でLightroom Classicに同期されてからClassic側で現像などするのだが、そこまで待つと絶望的なのでコーヒー豆を挽いて、ゆっくりと淹れて、飲み終わってから現像となる。ほぼ最新スペックのiMacでこれだから数日分とか溜まったデーターは正直気が重いし、結婚式のような大事なイベントだと連写するので、それを取り込んでから選別作業と思ったら想像するに短気な私には無理だと思う。
以上、無理矢理に絞り出した欠点ですが、こんなのは買う前から誰でも分かりそうな事だけですよね(笑)
改めて書くまでも無いですね。
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