ファインダーを使うのが魅力ある2機種
私は、この2機種RX1RM2とQ2はファインダーが魅力だと思っています。
コンデジは背面液晶を見て撮影するスタイルに限定されがちで、稀にファインダー内蔵の機種があっても顔のサイズとカメラを顔に押し付ける見た目のバランスが悪くて変だから使いたくないものばかりでした。(RX100シリーズとか)
しかし、この2機種ならコンデジと言ってもサイズは大きめだし、性能的にもファインダーをのぞいて集中して撮影しても良いと思います。
Q2は勿論ファインダー撮影がメインだと思いますが、RX1RM2だってポップアップ式のファインダーではあっても、自動的に接眼レンズが後ろに移動してくるので利用する場面でのファインダーを準備する手間は少ないです。
ファインダー常用するならQ2が有利
この写真はrx1rm2のファインダーを使う状態でQ2とのサイズ比較です。
ご覧の通りファインダーを使う前提なら、Leica Q2よりRX1RM2の方が小型で持ち歩くのに適すると言う事では無い感じ。
むしろ、大切なファインダーがポップアップ式であるRX1RM2の方が持ち歩く時にうっかりぶつけて破損させないか?と心配で持ち歩きの最中はわざわざファインダーを押し込んで閉まった状態にしてばかり。
私が心配性かも知れませんが、その運用だとシャッターチャンスの都度、わざわざポップアップさせて、撮影したら押し込んでしまう。
その繰り返しがギミックの摩耗になりそうで次なるストレスになりました。
そう考えたら同じ大きさになりませんか?
どうせ、ファインダーありで使う人の場合に限れば、2機種のサイズは同じ程度になりました。
ファインダーにギミック構造がないから頑丈でQ2に持ち歩きの気楽さがあるほど。
更に似たサイズ似なる場合には、今度はグリップの高さの違いからQ2の方が私の大きな手には良いので、こうなるとRX1RM2の小型ボディーのアドバンテージが無くなって、デメリットにすら見えてきました。
老眼なら尚更Leica Q2 オシ
私は老眼が初まりつつあります。
裏側の液晶モニターを見るときは近眼メガネを外す必要がある。
でも液晶ファインダーなら近眼のメガネのままで扱えるのです。
(眼鏡で接眼レンズから距離が離れるのでファインダー視野は少し狭くなるけど)
明るい屋外で背面液晶が見えにくい場面でも、ファインダーなら液晶と言えども影響がない。
背面液晶が老眼で見え難い上に、明るい屋外でコントラストも下がる二重苦となる背面液晶とファインダーは雲泥の差です。
何よりも、ファインダーを使う撮影スタイルがカメラらしいので好き
それなのに、RX1RM2の場合はポップアップさせたファインダーが何かにぶつかって壊れるのが怖くて、撮影する瞬間まで閉じている事が多いです。
それでも背面液晶が外光で見にくいと感じた時、とか、より精密に見たいと感じた時、液晶から瞬時にファインダーに切り替えたいので、rx1rm2でもファインダーは出しっぱなしにしたい気持ちは有りました。
こうなるとrx1rm2のボディーサイズの中で高さが低い事は無意味でした。
ファインダー出し入れが面倒な為に、出してると破損リスクもあるし、ボディーの高さが無いから待ち難くなるし、rx1rm2の小ささは私にはデメリットにしかなりませんでした。
純正ボディーケースに入れるにもファインダーは格納する必要があるので、ファインダーが常に使えるLeica Q2の形とサイズの方が私の場合は最適だと思います。
この記事ではQ2に軍配をあげてますが、しかし、どうしても差額があるので、その差額ほどの違いかと言われたら、そこは難しい判断だと思います。
性能は両者とも素晴らしいですから。
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