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空間オーディオは嫌いだった私
私は高級オーディオは持っておりません。
Dolby Atmosに最適な天井とか壁への多数スピーカー設置もありません。
お手軽にHomePod第二世代1台で聴くスタイルがメインですが、これだとさっぱり空間オーディオの恩恵がありませんでした。やっぱりDolby Atmosは複数のSPが設置された専用ルームがないとダメかと確信になりつつありました。
なんなら空間オーディオの効果がないばかりではない。
ボーカルが薄くなり、バンドの各パートの音もぼんやりして、つまり音質が劣化することで多少の音の広がりが感じられるなんて、百害あって一利なしというのが先日までの私の空間オーディオ評価でした。
HomePod第二世代1個でも複数スピーカーみたいな効果が出た瞬間
これまでの私は HomePod第二世代を16畳程度の寝室で利用していました。
これを狭い書斎(デスクの両サイドに壁がある狭い空間)に移動しました。
すると突如として空間オーディオ効果が発揮されました。
HomePodの高音用のスピーカーが全方位に向かっているため、狭い部屋だと反射する音があるから空間オーディオっぽくする音が出ていると思うのです。
その効果を感じるには狭い空間である必要があったようです。
16畳程度の広さで HomePodから壁までの距離が離れていて、尚且つ、ベッドやカーテン、ソファなどの吸音材がある部屋は空間オーディオの効果が吸収されてしまう。
それに対して書斎のような狭い空間で吸音材がないと空間オーディオが効果を発揮するようです。
この条件で聞くならば、たった一個の HomePodで、広がりのある空間オーディオで聴けるのはコスパが良いとわかりました。
たった一個だけのHomePodで複数スピーカーみたいになるのは安上がりかも知れません。

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