モナーク付属の「接眼レンズキャップが緩いと思いませんか?」とご質問あり
当ブログの読者様から質問があり、
モナーク付属の接眼レンズ側キャップが”ゆるゆる”じゃないですか?
とのことでした。
私は個人的な感想として、この緩めの噛み合わせで気に入っていました。
前モデルのモナーク7も購入しましたが、接眼レンズとキャップの噛み合わせは同じ印象で製造ミスとか何かの手違いと言う訳ではなさそうですし。モナーク7という旧モデルは多少はデザインも違うし接眼レンズの視度調整固定方式も違うのですが、それでもキャップは同じような感じでした。
実際に接眼レンズのキャップを外す場合の動作を動画にしてみました
この動画のように接眼レンズは持ち歩く時は、ストラップでぶら下げて上向きになっており、空中からゴミや雨水が落ちてこないようにする。あるいは直射日光が接眼レンズから入らないようにする程度の目的かと思って使ってました。
そう言う観点で見ると、このキャップが緩いとしても、この向きで接眼レンズの上に乗せてある分には外れることが無いですし、むしろ、この程度の噛み合わせの力だから双眼鏡を使いたい時にさっとキャップを外してみたい物を瞬時に見る体制に入れます。
また双眼鏡なので二対のレンズは距離は人それぞれで違うのですが、その違いを柔軟に吸収しつつ脱着も容易に出来る仕組みとしてこの程度の強さが良いと感じてました。
なお、現地で歩く際は、そうなのですが、じゃあ現地に向かう時には、噛み合わせが弱いと不安ではないか?
となりますよね。
それについては、モナークには良い感じのケースが付属しているので、それに入れて移動すると思うので接眼レンズが不用意にキャップから露出するような事もありません。
終わりに
あくまでも一個人の感想なので、本当に意図的にNikonさんが狙った設計ではないのかも知れないです。
ただ、私個人は意図的に調整されたベストバランスだと信じております。
また、対物レンズ側は、かなりガッチリと噛み合う構造なので、これは現地を歩く際は最初から外して(ぶら下げて)歩いてますが、対物レンズ側はストラップで首から吊っていると下を向いているのでゴミが乗るとか直射日光とかも入らないので良いと思います。
また対物レンズは少し奥まっているので、その点でもあまり気にしておりません。