HomePod第二世代の不調について
私の環境は、HomePod第二世代以外にもHomePod初期型3台とHomePod mini1台を使っておりました。
特に初代のHomePodは国内販売の初日ゲットしてからのベテランユーザーです。
実は不調は購入直後から感じておったのですが、ハードウエア故障ではなくファームウェアアップデートで解決する問題だろうと楽観視してました。
そのため保証切れる一年ギリギリまで放置してしまったのですが、保証残り1ヵ月を切った現在まで何度かのファームウエア更新でも治らなかった。
そこでAppleサポートに電話をして状況を伝え、結論から書くと最終的に修理対応と言うことになりました。
私のHomePod第二世代の不具合内容
私のHomePod第二世代は購入当時から以下の2つの問題がありました
1つ目:ボリュームが急変する
HomePod初代やHomePod miniでは一回も遭遇してないので、第二世代のHomePodだけの問題です。
時々ボリュームが変わってしまう。
音量の範囲が0から20までだと仮定した時、私は5の音量で聞くことが多いと思うのですが突然1まで下がってしまったり、逆に10に上がってしまう症状でした。
1週間に1回位の頻度で発生するのではないか?と漠然と思うのですが、サポートに連絡するにしても再現方法と再現頻度が明確には決められない状態でした。
そもそもこの困ったパターンだから修理連絡が遅くなったのもありました。
発生条件らしきこと
1 、HomePodから直接ストリーミング再生をしていること(iPhoneからのAirPlayではない)
2、ホームアプリからホームポッド本体の設定として音量自動調整がオン、ロスレスオーディオと空間オーディオがオンになっている
4、AirPlay 2ではなく、必ずHomePodから直接ストリーミング再生していること
以上の条件が揃っているときに音量が突然上がってしまったり、逆に下がってしまったりすることを時々経験しておりました。
当初は音量自動調整機能のソフトウェア問題だろうと思っていたので、ファームウェアの更新の都度今度こそ直ったのかなと期待していたのですが一年待って治りませんでした。
そこでいよいよハート本体の固体の問題の可能性を考慮して、今回サポートに連絡してみたのでした。
ちなみに症状は例えばAと言う楽曲を再生中、そのAと言う楽曲の再生中に突然上がってしまう。
あるいは下がってしまうと言う症状です。
つまり楽曲によって平均音量が違うと言う話ではなく、1つの楽曲の途中で突如として音量が上がる、または、下がってしまう症状を言っております。
それも曲の中の抑揚が作曲者の意図により変化したのではなく、あくまでもHomePodのボリュームが変化するものです。おそらくHomePodに物理的なボリュームつまみが存在するならば見ている間にくるっと回ったのでしょう。
問題点2:音が荒れる?
こちらは音量の勝手な変化ほどの頻度ではないので、まれにって程度ですが音の劣化が発生する場合がある。
これもHomePod初代やHomePod miniでは一回も遭遇してないので、第二世代のHomePodだけなのです。
なんと説明すればいいのか言葉では難しいのですが通常状態の音質が10段階の中で10で聞けているとした時に、荒れた時はノイズ混じりのような明らかに劣化した2くらいの音の質で再生されることがありました。
そのまま放置していると数分位で治るので、たまたまストリーミングのデータがWi-Fiか何かで壊れてしまって、通信エラーでも起こしてしまったのであろう様子を見ておりました。
こちらの症状は発生頻度はボリューム問題より滅多に発生しないので、これだけなら修理連絡はしてないと思いますが、サポートさんから雑音などの件を聞かれので、ちょっとだけ気にしていたこの件も伝えました。
なかなか修理に話が進まない
私はこの1年弱の期間中、何度もHomePodのリセット、その他様々な実験を通じて、もうハードウェアの修理以外に手はないだろうとは考えておりました。
電話した目的もほぼそうだったので早々に修理の受付に切り替えていただきたかったのですが、なかなか修理受付に進めずに、そして細かいヒアリングがずっと続きました。
- 症状の発生頻度はどのくらいですか?
- その際音量はどの程度変わりますか?
- エンジニアの手元で再現させるにはどうすれば良いですか条件はありますか?
- すぐに再現しない場合に長期間かかる場合もありますがそれでも構いませんか?
- 場合によっては再現せずそのまま返却されることもありますがご了承いただけますか?
- などなど繰り返し何度も聞かれました。
中でも特にしつこく確認されたのは症状の発生頻度についてでした。
しかし私は電話中に再三サポートさんに説明した通り、再現するタイミングが全くわからず、毎日24時間かけたとして早ければ10分でも再現するかもしれないけれども、運が悪いと1週間かかるかもしれない。
いい加減なことを言うならば週一回とかいえますが、元エンジニアとして、確証も無いのにいい加減なことは言えないことも伝えました。
なにしろ、私も24時間HomePodに張り付いて音楽を聞いている生活というわけでなく、仕事しながらBGMとして聞いているので、私が認識している以上に再現しているかもしれないし、実は発生にはパターンがあるかもわからない状態でした。
また修理エンジニアが再現しようと真剣にApple Music聞いてくれても、その人がトイレに離席した数分に再現してしまった場合、戻ったときに音量の差があることを認識するのは難しいと思うのも問題でした。ボリュームが明らかに変わるが離席していても確実にわかるのか?そこは周囲の環境音もあるしどうだろうか?
できれば、申告内容から原因がエンジニアが問題の部品を特定できるなら、仮に検証で再発を確認しないでも部品交換してくれたら助かりますが、「再現せず」で戻されてしまうと我が家でまた再発することだけは間違いないので、戻りが遅くなっても仕方ないので気長に待つということで修理する方向に決定しました。
やっと修理受付のスタート
サポートさんは修理受付の準備を整えるので数分ぐらいお待ちください。
ということで電話が数分間の保留になりました。
え?新品交換なの?
修理受付の準備してから再び電話に出たサポートさんから意外な言葉。

今回の修理対応は手順が特殊なので、この先にお話しする内容をご了承いただけるか最初に確認します
- 最初に約40,000円つまりHomePod新品購入代金を私のカードから仮押さえします
- それが出来次第Appleから先に新品HomePod発送します
- 到着時同時交換で、私の手元のHomePodを返送してください
- 同時交換が出来なかった場合でも配送業者はAppleから来た新品HomePodをそのまま届けるが、その場合にはカード仮押さえの金額は実行されます
以上の全てを私が了承した上で修理することが確定しました。(修理というより交換)
修理受付は後から来るメールに従う
サポートさんの電話はここまでで終わり修理受付の事務手続きはありませんでした。確か普通だと電話で受付完了したような以前の修理時の記憶があるので意外でした。
実際の修理受付は翌日まで到着するメールから私が自分で行うとのことでしたが、当日の深夜22時頃にメールがきました。待つこと半日くらい。
メールに従って修理受付処理の途中ではこんな内容が書かれてました。
承認枠の確保の説明が書かれた部分の抜粋
ご利用のカードに、交換価額として ¥40727*分の決済枠を一時的に確保(仮押さえ)させていただきました。この金額は、交換機としてお届けするデバイスの小売定価に相当します。お客様の不具合のあるデバイスが10営業日以内に Apple に届き、そのデバイスが修理対象であることを確認できた時点で、この一時的な決済枠は解除されます。
以下のいずれかの条件に該する場合は、交換価額を請求させていただきます。
- お客様の不具合のあるデバイスが、交換機の発送後10営業日以内に Appleに届かなかった場合。
- お客様の不具合のあるデバイスが 10 営業日以内に Apple に届き、修理サービスの適用が不可能と判断された場合。
Appleから来たメールによると手順は以下の通りです
- メールに記載されたリンクから修理の申し込みを行う
- その時に最初にカードを登録する。
- そのカードに対して、万が一の保証金としての約40,000円を抑える
- クレジットカードでHomePod代金の仮押さえができた後で、Appleは新品相当のHomePodの発送処理を行い、私の方ではそのHomePodと交換で手元のHomePodを返送する。その際HomePod本体のみのやりとりとなる。
- 無事、私のHomePodがAppleオーダーまで届きないように嘘偽りがないと確認された場合には、クレジットカードの仮押さえの枠がクリアされるのだろうと思われます。
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