本記事はティーピーリンクジャパン株式会社から商品を提供いただき作成しています。https://www.tp-link.com/jp/
Tapo RV30 Max Plusは簡単に言うと強力で手間なし
ロボット掃除機なのに強力な吸引力で賢い。
毎日のゴミ捨ても不要だから手間要らず。
詳しくはメーカーホームページをご覧ください
https://www.tp-link.com/jp/smart-home/robot-vacuum/tapo-rv30-max-plus
化粧箱を開ける時のワクワク
宅配便で到着時は、外箱(ダンボールそのものの色)に入っていて、そこから上記写真の綺麗な化粧箱を取り出します。この綺麗な化粧箱を見ると以下の部分が特にワクワクしてきました。
Tapo IQ+ Smart Cleaningという見慣れない単語も興味をそそります。
Ultra-powerful 5300Paと言う従来より大きな吸引数値も目が止まります。
開封して見ます
宅配されてきた箱は、手で抱えてもてるサイズですが、重量は相当重いので屋内で箱を持ち歩く際は腰を痛めないように気をつけましょう(笑)。この手の商品の場合は重さがずっしりすると高性能な印象があるので好印象です。
いよいよ箱の中から取り出しますが、なかなか重たいので手が滑らないように気をつけます。
Tapo RV30 Max Plusと従来機種Tapo RV30 Plusを並べて設置
我が家にはネコがいて、ロボット掃除機の充電中にイタズラされて掃除機本体がドックから離れて充電されてない事もありました。その後はドックは押し入れの中に設置してあり、掃除が完了して掃除機本体がドックに戻った後は、押し入れの扉を閉めて猫の侵入を防止してます。
猫がいるご家庭は押し入れの中にドックを設置するのもお勧めです。
押し入れ収納の欠点は2つあります。
1、ロボット掃除機をスタートさせる前に扉を開けておく必要があること。
2、押し入れスペース1箇所が掃除機に占有される。
ですが、猫がいるご家庭でロボット掃除機を使うならお勧めです。
Tapo RV30 Max Plus(新型)とTapo RV30 Plus(旧型)のスペック比較
2024年11月15日(金)発売されたばかりのロボット掃除機Tapo RV30 Max Plusと、一つ前のフラッグシップモデルのTapo RV30 Plusとの比較考察を書いてみます。
両者共にTP-Linkフラッグシップモデルで旧モデルでも十分なスペックです。両者の間には買い替え必須という差では無さそうだとスペック表からは感じますが、それでも新型が出たからには、旧型とは何が違うか比較検討したいと思います。
なんとスペックは旧機種が勝る部分もある
意外にも旧モデルの方がスペック的に上になる項目もありました。
しかし、旧モデルユーザーの私から見てデメリットとはならない内容でホッとしました。
紙パックの容量が減少
「ごみ収集紙パック」の容量が減った件ですが、旧モデルは4リッターだったのに対して、新型は3リッターに減りました。
しかし、その分、新型の自動ゴミ収集機が小型でスタイリッシュになった事から配置の自由度がアップしたという言い方も出来ます。リビングにも置きやすくなったと思います。下の写真が実際のサイズ比較の写真です。
容量が減ったとは言えども、そもそも自動ごみ収集機が無いロボット掃除機を買った場合は、頻繁に掃除機本体からのゴミ捨てが必須である事を思えば、4リッターから3リッターに減ってもなお約二ヶ月のゴミ捨ての手間から解放されるので十分です。
紙パック容量を少し下げて、自動ごみ収集機の小型化というメリットを取るのも納得です。
バッテリー容量が約半分に減った
バッテリー容量は旧モデルが5000mAhなのに、新モデルは2600mAh言うことで半分くらいに減りました。
しかし私の実利用経験から見ると旧モデルのバッテリー容量はむしろオーバースペックだと思っておりました。
4部屋を一気に連続掃除してますが、掃除終了で残量80%台から90%台までしか減らないです。
バッテリー容量は多いに越したことはないとしても余裕がありすぎ(我が家の場合は)でした。
バッテリーの変更はコストダウンになっていると思いますし、ゴミ収集紙パックの容量減少も自動ごみ収集機(充電ドック)の小型化スタイリッシュ化になっているので私は歓迎です。
しかしバッテリー容量も紙パック容量も、人それぞれの好みや使い方で評価が分かれるかと思いますので、あくまで個人の感想ということで参考にしてください。
スペックを更に見て行きます
黄色の枠で囲んだ部分は、各モデルの勝っている部分です。
圧倒的に新型の方が優れている部分が多いことがわかりますし、旧モデルの勝っている部分は上に考察した通り問題ではなく歓迎すべき部分でもありますが、ここが重要な方は旧モデルを買っておく手もあります。
新フラッグシップモデル
旧フラッグシップモデル
実際使用して分かる違いは?
吸引性能のアップは明確に体感できるレベル
新型は吸引力が5300Paと数字上アップしておりますが、実際に掃除をさせてみると、その差は数字以上に明らかでした。
我が家には猫がいるので家中猫砂が飛び散っていますが、旧型では猫砂を完全に取り切れなくて、歩くと足の裏に砂の感触があったりする場所も。そこはロボット掃除機の限界かと思ってましたが。
しかし新型では、猫砂の取りこぼしは、限りなく0に近くなりました。
ロボット掃除機で、それだけの吸引性能なら大進歩だと思います。
おそらくエアーダクトの設計も見直すなどの基本的な性能アップが効果を出したのだと思います。
動きが良くなった
TapoIQ+Smart Cleaningと言う頭脳を搭載して、IMU(慣性計測ユニット)もある恩恵なのか、掃除中の動きが良くなってます。
具体的には、細かいところを掃除するときにはスピードが落ち、直線を走るときにはスピードがグンと速くなるし、掃除機の右左折?回転などの動きがキビキビして複雑になった気がします。
私の部屋は、いろんな障害物を避けながら掃除するのですが動きが効率的に動くようになったようにと感じます。
参考:IMUとは?
馴染みのない言葉だったので調べてみました
旧型ではジャイロ搭載と書かれていて、新型ではIMU搭載と書かれてます。似ているようで何が違うのでしょうか?
結論はジャイロよりIMUが上位で、IMUにはジャイロも入っています。詳しくは下の表になります。
機能 | IMU(慣性計測ユニット) | ジャイロ |
---|---|---|
何を検出するか | 3次元の慣性運動(並進運動と回転運動)を検出する | 角速度(回転運動)のみ検出する |
搭載センサー | 加速度計とジャイロスコープなど複数のセンサーで構成されている | 角速度センサーのみで、これはIMUに搭載されているセンサー の一つだけ |
結論 | 移動と回転の両方が分かるので優れている | 回転だけわかる |
新型はIMU搭載なので、旧型より動きが良くなった、複雑に動けていると感じます。
マップ作成精度が上がった
実際作成したマップの比較
下のマップでバツ印の部分は余計なマップです。鏡に写る景色や窓から見える屋外まで認識したのでしょうか?
誤認識したマップでも、以下の写真でバツ印を付けた部屋は、お掃除ルートに含めなければ実害は無いですが、新型では最初から綺麗なマップが作成出来るようになったのは良い事です。
RV30 Max Plus(新型)
RV30 Plus(旧型)
旧型の紙パックは流用不可
性能の差とは別件ですが、実機を手にして分かることなので、レポートしますが、旧型から新型に買い換える時は、ごみ収集紙パックの流用は出来ないので気をつけましょう。
旧型は取り付ける黒い板はプラスチック製で、新型は茶色い部分は紙製でした。材質の違いのみならず板の大きさも異なるので流用は出来ません。欲を言えば紙パックの容量が変更されても接続部だけでも同一なら買い置きした紙パックが無駄にならないで良いような気がしました。
ただ、使い捨ての紙パックに、頑丈なプラスチック製である必要もなく、コストダウンの為にも紙製にするのは良いのかも知れません。
実際に紙パックのコスト比較
楽天で見ると新型用の紙パックはこの記事執筆時点で五枚で2,000円ですね。
従来機種のTapo RV30 Plus用は三枚で2,000円だったので、買い物の気分的には新型Tapo RV30 Max Plusの方が買いやすい気がします。
ただし、紙パックの容量自体も旧型4リッターから新型は3リッターに25%程度減っているので、実際のコスト比較をしてみました。
以下の表の通り、一枚あたりのコストは新型の方が安価ですが、1リッターあたりのコストは旧型の方が安価です。
ただ、個人的に言わせて貰えば、大きな紙パックに長期間ゴミを溜めてから捨てるよりも、少し容量が減っている新型の方が清潔感を保てるとも思います。我が家は猫を飼っているのでトイレ砂の飛び散ったものも吸い込まれますので、清潔感は大切なので、リッターあたりのコストが多少悪化していても清潔感を優先する感じでOKです。
しかもリッターあたりのコスト差と言っても、667円と500円の違いだから、たった167円ですし、新型の紙パック交換予測は二ヶ月単位だから二ヶ月でコスト差は167円。細かい話しですが、二ヶ月の差額が缶コーヒー一本程度だったら清潔感優先で良しとします。
新型用の紙パック
従来機種の紙パック
旧型のサイドブラシも流用不可
色の違いだけかと思ったのですが、裏返して見るとサイドブラシの固定方法が違いました。
こちらも出来れば旧型の買い置き部品が流用出来ると良いとは思いますが、もしかするとネジが必要だと思う事例があっての設計変更なら改善という事ですね。
新型はネジ止めになりました
旧型はパチンと脱着
ごみ収集紙パックもサイドブラシも新機種を設計する際に、再設計して良いものを作るのか、既存機種からの流用を優先して設計の自由度を犠牲にするか、この判断だとすれば、より良い設計を重視してもらった方が私の場合は好ましいので、今回の件も良いことになります。
今回のモデルチェンジは、フラッグシップ同士で買い換える必要があるか?無いか?悩ましい話ですが、吸引力、猫砂の取りこぼしの少なさは私の場合は大きなポイントてした。
ファームウエア更新(1.1.8 Build 241118 Rel.182123)しましょう
これから新しく本機種を導入される場合は、初回のセットアップの途中でファームウエア更新も必ず手順として含まれるので気にする必要はありませんので、読まないでokです。
しかし既に本機を導入して、自動更新しない設定の場合には是非更新しましょう。
私は先ほど(2024/11/25)ファームウエア更新しました。
私の場合は今回のファームウエア更新によって、マップの完成度が高くなりました。
また、絨毯の上でブーストする機能もアップデート待ちでしたが、きちんと機能していることが確認できました。
TP-Linkさんの素早い対応は好印象です。
私の今日現在の最新ファームウエアバージョンはこちら
1.1.8 Build 241118 Rel.182123 |
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