まずはApple Musicの場合
私は一番長く愛用する音楽サブスクはApple Musicで、日本でサービス開始のスタートした2015年から今日(2023現在も)愛用している。
こうして振り返ると8年間ずっと毎日愛用していたのだが、私はどうやってApple Musicを使っていたのだろうか?
Shazamで聴き取った楽曲をApple MusicでGET
気になる歌が聞こえたら、Apple WatchのShazamで読み取りApple Musicで探して自分のライブラリーに入れる。
Apple WatchとiPhoneのShazamはApple IDで連動しているので便利である。
Apple Musicに存在しない曲も時々はあるので、その場合はiTunes Storeで探せば見つかるので、一曲購入してApple Musicのライブラリーに入れる事もある。その点ではApple MusicとiTunes Storeは同じ管理下にあるので便利である。
私の場合はApple Musicのレコメンドは好きではないので、自作のプレイリストを作る方がメインである。
Apple Musicにもレコメンド機能があるが、どうしてもApple Musicが売りたいアーティスト?なのか?私に興味がないアーティストが多く目立つ傾向があり、自分専用にApple Musicが生成するプレイリストもあるが、そちらは25曲程度なので少なくてすぐに飽きてしまうから、必然的に自力のプレイリストがメインになっていた。
これはApple Musicの問題ではなくコンピューターのアルゴリズムがどうしてもそうなっている可能性もあるが、私が若い頃にプログラミングをしていた当時はランダム関数を使うにせよ、最初に投入する値を更にランダムにすることで工夫していたが、今の時代にそんな程度の話ではない高度なランダム機能が提供されてないわけもないと思う。
もしかしたらレコメンド機能が有効な状況下で行うシャッフルだと偏ってしまうのかも知れない。
仮に、今日2連続でシャッフル中に再生された曲があったら、Apple Musicとしては私が好き過ぎて二回再生したのと区別が付かずに、明日は更に再生確率が上がって、そんな事が他の曲でも発生したら、8年間の愛用の中で偏ったシャッフルに磨きがかかったのでは?
あくまでも私の環境から素人的憶測なんだけど、本当の理由はどうであっても結果はこの通りなので。
偏って聞かされると耳タコにあって、飽きるので、更にライブラリーを充実させたくてShazamからの収集に日々を消費していた。
音楽楽しみたくて課金したApple Musicのサブスクなのだが、この8年間の作業内容を見直すと、私は、iTunes Storeで曲を買う代わりに、サブスクで聴けるApple Musicから取得してライブラリーに入れてきたようだ。
iTunes Storeで一曲単位で買うか、Apple Musicにサブスクで支払うかの違いだった。
ちなみに私が長期的に愛聴する曲の増え方は一ヶ月で数曲程度だからiTunes Storeで購入しても、Apple Musicでサブスクしても同じくらいの費用になる。
Spotifyの場合
Spotifyの場合は、レコメンド機能がApple Musicより優れているが、やはり偏りの傾向がある。
たくさん生成されるデイリーミックスだが、その中のいくつかのミックスでは同じ曲が登場している。
意外と多い曲が複数のミックスに出てくる事があるので耳タコ現象はApple Musicに限った問題ではない。
SpotifyとApple Musicの手順の差がある
レコメンドが耳タコになるのは両者共通だが、それでも私の運用には違いがあることに気がついた。
Spotifyは耳タコといえども、ところどころに素晴らしい出会いが含まれているので、音楽を聴くのはSpotifyに任せてリラックスできる。
Apple Musicは、新しい私好みの曲と自動的に出会うチャンスが皆無だった。
Apple Musicのレコメンドで、そういう感動を得た記憶が8年間で一度もない。
だからFMラジオで偶然耳にする曲か街中で流れている音楽のいずれかでShazamするしか出会いがなかった。
私のケースの結論
私の場合は、Apple MusicはShazamした曲を毎月iTunes Storeで数曲買うよりは、980円をサブスクしてApple Musicでライブラリーに入れる。
Spotifyは、ただお任せでSpotifyを聴くだけ。
Apple MusicもSpotifyも同じ月額980円だと考えた時、
Apple Musicは毎月、苦労して数曲をゲットする為のサブスクになっていた8年間。
Spotifyは、聴き放題の音楽ラジオ番組を月額980円で聴き放題にしているイメージ。
同じ980円の価値としては、私の場合はSpotifyなのかも知れない。