見た目なら両方のレンズが金属に見える質感レベル
AF-S Micro Nikkor 60mm ƒ2.8G EDで撮影して、SnapBridgeアプリで低画質ファイルを自動転送して、更に画質を軽くした画像です。
左側のレンズがNikon純正の単焦点レンズでこちら
右側のレンズがNikon純正の標準ズームレンズでこちら
触れた感触が違う
見た目は写真の通りでプラスチック製の鏡筒でも金属と同等の質感で見える両者ですが、手に触れた時の感触は左の単焦点レンズは明らかなプラスチックであり、右の大三元ズームは重厚感のある高級感ある金属質感です。
これは手に持って重さを感じるからではなく、テーブルに置いた状態で、上から指で触れた段階で重厚感、高級感が違います。
一方で、判断基準が軽量最優先だとしたら金属鏡筒は不利になります。
私自身、決して重量機材を楽しむほど若い訳じゃないので、旅行で重いカメラ機材は辛いです。
軽量であることは大切ですが、そんな年代の私でも、この両者の質感、触れた時の気分の違いは重さの差を超えます。
もし、仮に左の単焦点レンズが同スペックで金属鏡筒とプラスチック鏡筒が併売されていて、価格差がかなりあっても私なら金属鏡筒を選ぶと思います。
昔は当たり前のようにどのレンズも金属鏡筒だったので、どのレンズでも大好きでしたが、いつの頃からかプラスチック鏡筒が多数派になった気がします。
今回比較した20mm F1.8は、ナノクリコーティングされた良いレンズで、価格もF1.8単焦点としては安モノでは無く鏡筒は金属でも良かったのにと思います。
お気に入りレンズの一つですが、プラス五万円くらいアップしても構わないから私は金属で良かったなあ。実際はそこまで跳ね上がらないと思うし。(漠然とした根拠無し発言)
余談ですが、私は以前に天体望遠鏡を何台か購入したのですが、その中で一台は鏡筒がプラスチックでした。コスパ良い素晴らしいビクセンの天体望遠鏡でした。
ある時、置いてあった部屋の中で三脚が付いた状態で転倒していたのですが、転倒した衝撃が三脚と鏡筒の接続部分に加わったようで鏡筒に大きな穴が空いて三脚がもぎ取れてました。
絨毯の部屋で、絨毯の下にはクッション材が入っているマンション(下の階に影響しないための防音構造)だったので、転倒してもプラスチック鏡筒でなかったら持ち堪えた気がしました。
カメラの鏡筒のプラスチックは天体望遠鏡の鏡筒がプラスチックである場合に比べると強度は十分だとは思います。
それでも私には触れた高級感や使い心地も大切なので、これから先も両方のグレードが選べる(同等スペックだったら)場合は金属を選びたいです。
撮影時は全然気にならない
散々金属が好きって書いてますが、撮影中はどうかと言えば、ゴム部分を中心に操作するし、表面の滑らないシボ加工?などによる扱いやすさはプラスチックでも金属でも一緒なので全く意識の範囲外にあります。
気になる違いがあるのは、レンズの脱着時とかレンズ鏡筒に触れている場面ですが、触れていて嬉しい気がするのは金属だと思います。
Leica Q2の鏡筒はもちろん金属バリバリ
その点ではLeicaのコンデジは鏡筒もボディーも金属感覚が満載で、触れる都度嬉しい気がします。