豆電球式の懐中電灯の買い替え
懐中電灯は長年壊れないので、いまだに豆電球式のが我が家に沢山あります。
とは言え、大震災のような長時間の停電には豆電球の懐中電灯だと電池の減りが早いので気が気ではありませんよね。
最近のLED式は種類も豊富
どれも素晴らしい新商品ばかりで目移りするのですが、震災などの停電体験からは長時間の停電で必要な照明器具は、普通の懐中電灯とランタンタイプの二種類共に必須装備でした。
まずランタンの必要性に関して
冬は日が短いので夕方5時すぎると暗くなるし、夜明けも7時頃と遅いので、暗い時間帯が長いです。
その長い夜、真っ暗闇で過ごすのではなく、明るいランタンがあったらお互いの顔も見えますので便利です。こんな場面は普通のスポットライト的な懐中電灯だと明暗差が激しい屋内になって目が疲れます(カメラの露出オーバー状態)。
顔を下から照らしてお化けの遊びするのではないので。
我が家が以前に装備していた震災グッズとしては、若い時代のキャンプ用品の流用でした。
ランタンはキャンプ用のコールマンのホワイトガソリン式がメインのランタンでした。
ガソリンは数缶ほど保管してあったので、使い放題ですが、ガソリン式は屋内利用には適さず、寒い真冬には使い物にならずでした。
他に乾電池式ランタンも2台あったのですが、蛍光灯ランタンと豆電球ランタンで、両方とも明るさが弱い割には、乾電池消耗が激しいので、いつまで続くかも分からなかった震災停電時にエネルギー温存したいのでセコク最小限しか使えませんでした。
その震災体験から明るくて電池消耗が少ないLEDランタンが欲しいと常々思っておりました。
前方を照らす普通の懐中電灯の必要性について
上記のようにランタンは停電で真っ暗闇な夜に家族が安心できる室内の明るさを確保するのに最適です。
一方では、ランタンだと歩行時には少し先まで照らしたい場合には光が全方位に拡散して暗いので、歩行用にはランタンでは弱い欠点がありました。
だから、どうしてもランタンと通常の指向性のある懐中電灯の両方が必須でしたので、LEDで明るくて電池消耗が少ない懐中電灯に買い換えたいと思ってました。
懐中電灯とランタンの両方を兼ねた製品が我が家のベストチョイス
震災の経験では、ランタンと懐中電灯の両方が必須でしたが、しかしながら震災時に貴重な乾電池をあっちこっちに入れるのも気が引けますし、普段から懐中電灯とランタンの両方を屋内の必要箇所全部に装備するのも場所を取るし、入れてある乾電池の使用期限の管理もランタンと懐中電灯の台数で二倍の手間が増えます。
乾電池の消費期限の管理を怠ると、液漏れでいざという時に懐中電灯やランタンも壊れて使えないという最悪の事態になるので、乾電池の毎年の定期点検は大事です。
そこで願わくば、一台でランタンと懐中電灯の両方に使える機種で、LEDで明るくて、電池消耗が少ないのが良いなあと思って探しておりました。
見つけたのが、Panasonic BF-BM10とBF-BM01
写真左側の大きなのがBF-BM10
こちらは見た通りランタンと懐中電灯の両方の働きが一台で出来てます。
更には、乾電池も単一(一番大きい)から単四(一番細い)までどれでも使える優れものでした。
また、どのサイズの電池でも稼働するので心強いです。
それに加えて、たった一本の電池で駆動するのも魅力的です。
震災で乾電池が希少価値な場合に、たった一本の乾電池があれば良い、しかも電池のサイズもどれでもよいのは強みだと考えました。
写真右側の小さいBF-BM01
こちらはBF-BM10のミニチュア版みたいなものです。
違う点は、大きさと使える乾電池のサイズが単4と単3に限定されます。
でも、一本だけあれば良い点では同じく震災時に心強いアイテムです。
また単一や単二の大きめの乾電池が使えない不便さがある代償として、ここまで小型軽量なので枕元に普段から常備するのに邪魔にならないのが素晴らしいです。
私は今は枕の上に常備してますが、実は以前は大きなBF-BM10を常備していたのですが、大きなBF-BM10だと夜中に時々頭をぶつけて目が覚めてしまってました。
それを小さいBF-BM01に置き換えたら枕に対して十分に小さいので枕とベッドの隙間に収まっていて頭がぶつかる事は今の露ころ皆無です。
小さなお子さんやお年寄りがいるご家庭だと、非力な年代の人に持たせても安心感があると思います。
総合評価
終わりに、私の印象で2機種の評価を書いてみます。
2機種とも基本的に同じ印象で、大きさによって使い分けるのみなので、評価は2機種共通でコメントしてます。
電池の経済性 | 乾電池たった一本で駆動するので抜群の経済性です。 |
ランタンの明るさ | 乾電池一本の1.5V駆動なので、明るさを武器にしているLEDランタンには敵いませんが、しかしながらランタンと言う特性を考えたときに十分に明るくて優しい光だと思います。 |
懐中電灯としての明るさ | こちらも1.5Vの乾電池一本のパワーですので、遠くまで照らすことを売りにする高照度の製品とは全く違いますが、切り替え操作もなしに、ランタンと懐中電灯の両方で使える割にはトイレに行ったりする目の前を照らす普通の用途には十分です。 |
操作性 | ランタンと懐中電灯の切り替え操作が不要で、レンズの工夫で両刀になっているので、子供でも年寄りでも機械操作に弱い女性でも困らないで使えます。 |
持ちやすさ | ハンドルが持ちやすいのでテーブルに立てるランタン以外にも懐中電灯としても良い感じです。 |
無理やり欠点を探すなら
この2台に共通する仕様として、オンオフのスイッチが普通とは違います。
白いレンズ部分を回転させるとオンオフしますので、普通のスイッチはありません。
また入れた乾電池が単一なら、単一の表記に合わせた時のみ点灯します。
単一以外の表記の場所になっていると消灯状態です。
OFF表記にあっていると消灯なのは当然ですが、入れた電池サイズ以外の場所にあっていても消灯です。
ここが高齢者や子供に理解できないと最初は戸惑うでしょう。
ただ、グルグル回せば、乾電池サイズと一致した際に点灯するし、それ以外では消灯するので別段問題でもないです。
単一から単四どれでもOK なタイプ
単三か単四でOK なタイプ
明るさ最強なランタンならこちらもありますね。
パナソニック乾電池式ライトにおいて明るさNo.1だそうですね。