HomePodユーザーがHomePod miniを買った感想その４

音質の違いが想像以上だった

使い込むほどに見えて来たのは、HomePodとHomePod miniの音質の差でした。
購入する前から両者の差があるのは、価格差からも大きさと重さの差からも当然覚悟してましたが、実際に色々と曲を聴いている間にあまりの差に驚きでした。

HomePod miniが適する場面

ベッドサイドで寝る前に静かに音楽やオーディオブック聴くのには、HomePod miniでも大丈夫です。

耳元で静かに鳴らしても聴き取りやすく、音楽としては音質が良すぎない為に、良い意味で刺激もなく寝るためのBGMにはあっています。

ここはHomePod miniの良さです。

しかし、ある程度の音量で音を楽しむ時、その音質の差は大きかった。

• HomePodはオーディオを趣味として鑑賞するレベルでも使える音響機器だとすれば、
• HomePod miniはオーディオ機器に興味は無いタイプの人が、Apple MusicをiPhone内蔵スピーカーより良い音で聞きたい人。あるいはヘイSiriを家の中で使いこなしたい人に向く製品だと思いました。

ユーザー層が違うような気がします、それなのに大きなHomePodは販売終了して、現在はHomePod miniだけ販売中なのが気になった。（2021/11/08）

AppleのHPでの表示はこんな感じで、HomePodには既に購入ボタンがなくなっている。

Appleを弁護するとしたら、純粋に良い音質を望む人は、AirPlay対応している他社音響メーカーのオーディオ製品を買えば良く、別にHomePod miniの音質がそこまで良く無いとしても大丈夫とAppleが割り切ったのだろうか。

しかし、私は期待したい！大きなHomePod の新型も。

Apple TVのデフォルト出力先としては高音質なHomePodも併売が望ましいし

Apple TVはとても便利で、iPhoneから動画をAirPlayで大画面に映したしたり、iTunesやAmazonプライムの映画を大画面に映すなど毎日のように愛用している。

そのApple TVのデフォルトのオーディオ出力先デバイスとして、HomePodやHomePod miniが選択可能です。
我が家の環境でいえば、パナソニックのテレビと連動するシアターラック以外に出力先としてデフォルト設定可能に見えるのはHomePodシリーズのみ。

残念ながら、その他のAirPlay対応音響機器がデフォルトスピーカーに出来るとは思えない感じがあります。
結果としてデフォルト指定出来そうなのはHomePodシリーズまたはTV直結のシアターラックだけの様な気がする。

従来の大型のHomePodのステレオペア音質は、映画やコンサートの動画に十分に耐えうるし、更に大型であるパナソニックの大きなシアターラックよりも素晴らしい程です。特にコンサート動画の再生では明らかにシアターラックよりもコンサートの臨場感がありました。

しかしHomePod miniではシアターラックの内蔵スピーカーの方が格段に上位グレードの音質になってしまうので、HomePod miniをデフォルト指定する気持ちにならないです。

現在の私は大型のHomePodをApple TVのデフォルトの出力先にしているので、コンサート映像でも映画でも心地よく堪能しているが、このままHomePod miniしか売られてない状態だった場合には、将来的にHomePodの故障などの際に困ることになる。

アップルさんは是非とも高音質版のHomePodも新型を期待したいです。

iPhone Maniaさんの記事に期待

こちらの記事よれば、興味深いスピーカー（Syng Cell Alpha）を開発した人を雇用したらしい。
これがHomePod miniの技術とは思えないから、HomePod２的な音質重視のHomePodの登場に期待したいですねえ。

それでも一般的スマートスピーカーとしては十分な音質のHomePod miniはコスパは良いですね