Leica Q2購入して一眼レフも輝く
最初にD810が手元にあり十分なのに、でも憧れのLeica Q2も手に出来た。
その上、更にD810と性能がかなり肉薄するD850を追加した経緯。
しかもD850には噂ですが、間も無くモデルチェンジが予想される時期でも気にしないで買った本当の訳。

一眼レフ市民権復活理由
一眼レフ(光学ファインダー)が一段と輝いた

私は憧れのLeica Q2を手にしたら、それまでメインだったNikonの一眼レフD810一式は手放すつもりがあった。
D810を手放す予定だった理由はご想像通り
- Leica Q2は高額商品だから当然お金がかかる
- Leica Q2を使ったらNikonには戻らないと思ったから
- レンズ固定式とレンズ交換式という違いがある。しかし私が両方所有するのは贅沢だと思った
- 妻にライカ購入の許可を貰う為
常識的に私みたいな凡人がライカを買うなら、妻の許可が必要で、贅沢は許されないという思った。
更に手放しても良い技術的根拠
Leica Q2には、高画素センサーとクロップがあるので、私が一眼レフで好む画角(28mmから70mm)ならQ2に搭載されたクロップ機能でカバーできる。
実際にQ2を購入したら、所詮クロップだから使わないと言うのかな?
と購入前には思っていたが、実際にQ2を使い始めたらライカQ2のクロップ機能は予想外に使えるクロップ機能だったので、ますますD810は不要な方向に進む筈だった。
Q2のクロップ撮影では、当然ながら画素数を切り出す方法だから、本来のフル性能画質では無くなる欠点はある。
その一方で、一眼レフで同じ利用方法便利ならズームレンズになるが、ズームレンズは単焦点レンズと違って光学性能が目に見えて犠牲になっている。
ならば、Nikonで単焦点を複数本持ち歩くかと言えば、今回の記事のライカQ2 クロップと同等の便利な使い道としてはNikonはズームレンズ(24-70mm程度)で検討したかった。
と言う事から、手軽に画角を変えるQ2のクロップ機能の比較対象はズームレンズだと私は思ってます。
複数の単焦点レンズを、その場で交換するのは Q2のクロップとは使い道が異なり、最高画質を求めるシーンだと思っているので、この比較には違うと。
ズームレンズは一眼レフの真骨頂的な便利なレンズで、その中でも性能と重さ大きさのバランスが良く便利ズームと呼べるのは、小三元クラスの10万円オーバーの価格帯のズームレンズだと思います。
つまり少し高級ズームですが、それすらも、光学性能は単焦点とは雲泥の差を感じる場面がある。
それに対して、Q2の便利なクロップならズームレンズとは違って、光学性能としてはQ2単焦点レンズの素晴らしい性能のまま、そのレンズのイメージサークルの真ん中を使うから光学性能は文句無し。
画素数に関しては私は画面で見るだけだから良いし、等倍表示とかしない限りは問題なし。
こんな感じで私は思いの外、Q2のクロップ撮影を多用する事になりました。
そこには別記事で書いたLightroomのクロップ連携も寄与してます。
Q2クロップ撮影とLightroom連動
さあ、Lightroomと連携するクロップ撮影でますますQ2が大好きになりました。
ライカQ2も素晴らしいが、Nikon D810の光学式ファインダーの素晴らしさが際立って
今まで高嶺の花と諦めて来たLeica Q2を手にしてライカの素晴らしさを堪能し始めたら、憧れの陰で霞んで来ていたNikon最高峰クラスのファインダーが輝きを増して来ました。
一眼レフの醍醐味
光が被写体から私の目まで、完全素通しである心地よさ、被写体を感じる臨場感は素晴らしい。
Leica Q2のファインダーも電子式の中では勿論申し分無いけれど、それでも、被写体を見ておらず、実際は目の前数センチ先のファインダー内の偽映像を見ている違和感は消えない。
Leica Q2を手に出来たからこそ、Nikon一眼レフの光学ファインダーに改めて惚れ直した。
でも、高額なLeica Q2を一括払いしたので、引き落とし日までにD810とレンズ類を売却して残高は減らさない様にしよう。と思ってたのも事実です。
妻にもそう言う方向で許可を取っていた。
たぶん、この先はLeicaばかり使うはずだから。と予想してたから。
ところが、一眼レフに惚れ直したから大変です。
こうなると、Leica Q2とNikon一眼レフは共存させて使いたい
Leica Q2で知ってしまったBluetoothの利便性から、D810では無くD850とLeica Q2の併用がベストだと考え始めました。
D850のシャッター音に一目惚れ(一耳惚れ)
そして家電量販店でD850を初めて触れて来ました。
これまではD810があればD850は不要と思って触れたこともありませんでした。
D850でシャッターを切った瞬間!
思いっきりの一目惚れしました。
一眼レフは過去何台も買い換えて来たし、購入前に色んな一眼レフの音を聞いて来たけれど、D850の音にはかつて無い衝撃的な心地よさ。
もう欲しくて欲しくて、シャッター音だけで無性に欲しくなってしまった。
なんと無謀にもD850も即決
ライカも買ったからD850はいつか先の宝くじ的な夢ね!
と自分の気持ちを誤魔化したかったけれど、一眼レフと言う総重量が重たい機材を楽しめるのは何年先までだろうか?
と言う事で、
でも、さすがに高額なカメラをQ2とD850と2台買ったから、D810と数本のズームレンズは手放す決意でした。
メルカリ調べたり、カメラ買取店の相場を調べたり。
ネット調査の結論ですが、メルカリは予想外に苦戦しそうでした。ミラーレスが優勢なご時世で、既にD850が発売から数年の現時点ではメルカリでD810売るのは相当不利でした。
メルカリは諦めてカメラの買取店に持ち込みました。
カメラ買取店では私のD810は是非買い取りたい上玉だったらしく、最初の提示価格に不満で、「これなら私は持ち帰る」と言ったら、即座に値上げしてくれて、それでも、帰ると言うと更に値上げして、その繰り返しを何度かやってくれた。
レンズもカメラも防湿庫で保管しただけのような最高の状態だし、購入時の箱も綺麗に取ってあったので、新品と言っても分からないほどの特上品でしたから。
たぶん、十分に買取相場より高くなったとは思うけど、私の中ではD810の価値は購入した時のまま傷汚れも無く、シャッター回数も少なく、あの日のままの愛着がある。
悩みながら、ようやく手放す決意をして、売ります!と言った時、妻がびっくりな発言した。
このカメラ(D810)は私が使うから売らない!
全く予想外の展開になった。
店員さんも私もビックリな展開。
売る予定だったので綺麗に整えて購入時の箱に入っている、まるで新品未使用品状態のD810やレンズ一式を持ち帰りとなりました。
まるで新品お持ち帰りのようないきいきとした妻。
そして、3つある我が家の防湿庫の内の1台を妻専用にして、D810と24-120mm F4が格納されました。
買取店で売って来たのは、結局は小三元の超広角ズームの16-30mm F4のみ。
そして、超広角の領域はこのズームの代わりにNikonの単焦点で20mm F1.8と28mm F1.8を買って来ました。
ライカQ2には無い画角領域は、D850の性能をフルに出したいので小三元超広角ズームでは無く、単焦点にしました。
こんな経緯で、D810と似たスペックのD850がやって来たのでした。
夫婦の趣味になる
この経緯から私と妻が週末にD810とD850をぶら下げて撮影ドライブに出かけたりするようになりました。
2人でNikonの黄色文字の純正ストラップで、型番を見なければ同じに見えるカメラをぶら下げて歩く。
こんな幸せな趣味を共有することがあるなんてビックリです。
ホントの理由
話が長くなりましたが、私がLeica Q2だけにせず、D810を残した上にD850も買った理由。
それはLeicaの良さを知る事で、Nikon一眼レフの良さも見えて来て、D810の良さを見直したらD850の良さが見えて来て、一眼レフとLeica Q2は併用するのが幸せだと思ったから。
